お肌の乾燥に悩むわたしがスキンケアで大切だと思ったこと
33歳の事務職です。昔からおしゃれに興味がなくて、化粧は手短にBBクリームとアイブロウだけ。スキンケアに至っては水で顔を洗うのみ。しかし30代に突入してから、夕方には化粧がとれてスッピン状態に。ネットで原因を調べると、肌が乾燥していると夕方に皮脂分泌が活発になって、化粧が崩れるという情報が・・・。その日から、お肌の乾燥と戦う日々が始まりました。
30代―肌の乾燥が気になり始めた
わたしは日頃の疲れをとるため、アロママッサージへよく行くのですが、アロマって結構お値段が高いので、初回限定クーポンを利用して、あちこちのマッサージ店に行ってたんです。そこで施術後、いつも担当の人に言われるセリフがあるんです。それは・・・
「お肌がすっごく乾燥してますね~」
しかも、毎回、初回限定クーポンを使っているということはですよ? わたしはその担当の方と一回きりしか会ってないんです。でもどのお店に行っても、毎回毎回同じセリフを言われるんです。さすがに、おしゃれとか美肌に興味がないわたしでも、初対面の人に「肌が乾燥している」と言われ続ければ、気になるってもんです。わたしはネットでお肌の乾燥について調べることにしました。
すると、そこには「30代になると、皮膚に水分を留める力が弱まって肌が乾燥する」と書いてあるではありませんか。おまけに「肌の水分量が減ると、皮膚が乾燥を防ぐため皮脂を過剰に分泌する。」とまで・・・。そういえば30歳を過ぎてから、夕方になると顔がテッカテカになって化粧が崩れるようになったような・・・? このままではマズい! わたしはネットで、乾燥に効くスキンケア商品を探し始めました。
肌の乾燥を防ぐ化粧水を求めて…
巷では「スキンケア方法は、まず化粧水でお肌を美容成分が浸透しやすい状態にし、そこへ美容液に含まれる美容成分を注入して、最後は水分が蒸発しないように乳液でフタをしましょう」といわれています。しかし、マッサージ店を初回クーポンを使って渡り歩いているような薄給OLのわたしには、スキンケアにかけるお金なんて当然ありません。
仕方がないので、スキンケア商品のラインから、値段の高すぎる美容液は外すことにしました。乳液にもお金はかけられないので、近所のドラッグストアで買ったプチプラ商品でやり過ごすことにしました。そういうわけで、残った化粧水にお金をかけることにしました。
肌の乾燥について調べると、セラミドという成分がいいという情報がありました。セラミドとはヒトの角質層に含まれる成分で、水分を皮膚中に留める効果があるのだそうです。「セラミド 化粧水」で検索すると、小林製薬のヒフミドエッセンスローションという商品が出てきました。そういえば昔、楽天ポイント目当てでトライアルセットを注文した覚えがあるなぁ。ベタベタすることもなく肌がつっぱることもなく、使い心地が良かった気がする・・・。わたしは早速、ネットで注文しました。
化粧水――大事なのは品質よりも塗り方
注文後、すぐに商品が届きました。結構値は張りましたが、安物買いの銭失いになるよりかはマシだと思い、毎日、朝と晩、欠かさずにローションを塗りました。一ヶ月ほど使ってみて、たしかに以前よりは肌の乾燥がマシにはなりました。
しかし、トライアルセットを使っていたときよりも効果を感じないのです。手の平からこぼれそうなくらい、たっぷりつけているのに・・・。初めて使ったときは若かったから、化粧水の効き目がよかっただけなのかもしれません。たった数年で、肌の質が変わったことに愕然としました。だからといって、この高かった化粧水を諦めて次の商品を買うだなんて、お金のないわたしにはできません。
ある日、本屋へ行ったときのこと。わたしはなんとなくスキンケアの本を手に取りました。それは『テクニックさえ身につければ、「キレイ」はもっと引き出せる』というタイトルでした。その本のページをめくると、最初のほうにスキンケアのやり方が載っていました。その本によると、化粧水は両の手の平全体にのばして、顔全体に広げるといいのだそうです。
わたしはさっそく本を買って、書かれていた通りに化粧水を顔に塗りました。そして一週間後。なんと、夕方に肌が乾燥しなくなったのです。
おかげで今では、皮脂分泌が原因で、化粧が崩れることもほとんどありません。わたしはスキンケア――特に化粧水は品質よりも塗り方が大事なんだと思いました。