しわ対策のコツはこんなにたくさん!20通りの改善策について
30代後半になると肌に老化症状が次々と現れてきますが、肌年齢はとても正直で実年齢を隠すようにはいきません。とくに気になるしわの対策。アンチエイジング化粧品が注目されて若い年齢層でもすでに使っている人が多いアイテムです。
しかし人気があるしわ取りクリームを使っても、アンチエイジングの有名ブランドを使ってもあまりしわ対策にならないという人もいるでしょう。肌が老いていくのはすべての人に共通すること、そこで諦めてなにもしないで無抵抗になるか、肌トラブルを正しく対処して若い肌を作るかは皆さんの気持ち次第なのです。
近年化粧品の成分や製造技術もよくなりしわ対策が家庭でできるようになりました。どんなしわ対策が自分の肌に一番合うのか、これからご紹介する20の方法を参考にしてぜひピッタリのケアを見つけてください。
太陽光に注意してしわ対策を毎日する
太陽光はしわを作る大きな原因になります。しわは遺伝によりできやすくなるともいわれていますが、太陽光は遺伝以上にしわの原因になりやすいといわれています。ふたごの肌を使って欧米で行われた研究では太陽光を浴びたほうがしわが多くでき、見た目が老けてしまったという結果が出ています。日差しが強い時は日陰を歩くなどの心がけが大切です。
日焼け止めを使い出かける
外出する時はメイクだけでなく日焼け止めの使用も習慣にしてください。しみやしわ、日焼けを予防するだけでなく皮膚がんから肌を守る効果も期待できますので、肌の健康維持のためにも欠かせないアイテムです。日焼け止めは自分の肌に合うタイプ、そしてメイクの下地やローションなど使いやすいものを選びましょう。
禁煙してしわ予防をしよう
女性の喫煙者はとても多く、習慣なのでいきなりやめるのは難しいでしょう。しかししわには煙草のニコチンはとても害を与えるもので、活性酸素を多く作り出ししわだけでなくたるみやシミなども増える原因になります。また煙草はコラーゲンやエラスチンを分解する作用もあるため、肌のハリ不足になり老けて見える要因になります。
寝不足の人は十分な睡眠をとること
睡眠不足や深夜まで起きている生活、繰り返している人にはなにも負担にならないかもしれませんが、知らない間に肌が悲鳴をあげています。寝不足になるとターンオーバーが乱れ、角質層が生成されずしわが深く刻まれてしまうでしょう。
また睡眠不足は皮膚細胞を分解するコルチゾールというホルモンを多く産出するともいわれていますので、美肌のためにはぐっすり寝ることが大切です。
寝る時は仰向けになるように!
米国皮膚科学会でも警告しているように、寝る姿勢によってはしわができやすくなるといわれています。うつ伏せで寝ると重力により肌がたるみしわだけでなくほうれい線なども悪化してしまうのです。しわ対策によいのは仰向けで寝ること、または枕の高さを調整して肌にかかる重さを改善することも良いでしょう。
横向けで寝ると眉間にしわができやすくなるともいわれていますので、寝る姿勢も考え直してはいかがでしょうか。
視力が低下したら眼鏡を使う習慣をつける
視力としわにどんな関係があるの?と不思議に思う人もいるでしょう。視力が低下すると無理に目を細めて文字を見るようになり、この時の表情が眉間や目尻にしわを作りやすくするのです。もし視力が低下したと感じたらなるべく早く眼鏡やコンタクトの使用を考えてください。しわ対策になるだけでなく、視力の低下も予防できます。
食生活で魚を増やしてしわ対策しよう
魚は必須脂肪酸のオメガ3を多く含む食べ物で肌にとっては上質なたんぱく質源となります。とくに冷たい水に生息する魚、なかでもサケはアンチエイジングによい抗酸化作用が高くしわを減らす効果が期待できます。いつまでも若さを維持したい時は肉よりも魚をチョイスすると安心です。また魚は血中コレステロールを減らし健康維持にもなりますので、肌を丈夫にするためにも欠かせない食べ物なのです。
もっと大豆製品を食べよう
大豆は女性にとって重要な働きをするイソフラボンを多く含む食べ物です。しわが気になる年代になると同時に女性ホルモンの分泌が低下し肌環境にも影響を与えています。これを改善してくれるのが大豆、女性ホルモンのサポートをするイソフラボンはしわ対策、肌のターンオーバーを活性化するなど、アンチエイジングとして積極的に食べたいものです。豆腐、豆乳、など手軽に栄養摂取できる大豆製品をいつも確保しておきましょう。
美肌効果があるカカオを上手に取り入れること
チョコレートに含まれているカカオ、ポリフェールという成分は紫外線から肌を守り、体内の活性酸素を減らす働きがあります。食べすぎは当分の過剰摂取になるのでオススメはできませんが、カカオ純度の高いチョコレート、ココアなどを上手に食生活にプラスしてしわ対策を始めましょう。
ココアは肌の水分循環を活性させる働きがあるともいわれています。
果物と野菜不足を改善して食生活からしわ対策をする
活性酸素は肌細胞を酸化してしわやたるみ、くすみ、などの老化症状を増やす原因です。細胞の損傷を増やす活性酸素を減らすためには抗酸化物質である野菜と果物が美肌へのカギを握っているのです。紫外線や化粧品の添加物などあらゆる刺激がありますが、しわ対策はこれらのダメージから肌を強化することも大切。そのためビタミンや食物繊維は美容のために欠かせない食べ物になるでしょう。
保湿ケアで肌のうるおいをたっぷり与える
保湿ケアで肌のうるおいをたっぷり与えるしわ対策は毎日の保湿ケアがとても大事。アンチエイジング化粧品が市場でも大変注目されていますが、このような化粧品でなくてもシンプルな化粧水とクリームだけのお手入れでも実はしわ対策に十分なのです。年齢肌は水分保持力が低下しますので、こまめに肌の乾燥度をチェックして、潤い不足になりやすいエアコンやヒーターの近くではとくに保湿ケアを意識してください。
敏感肌は水道水がさらに負担になるかも?
水道水で顔の洗顔、当たり前の光景もじつはしわを悪化させる原因になる場合があります。水道水に含まれる成分は皮膚の天然オイルである皮脂や水分を除去する働きがあり、さらに洗顔料で潤いを洗い流してしまいます。敏感肌や乾燥肌の場合は洗顔するときに汲みおきした水道水を使うとよいでしょう。もしくは洗顔後にしっかり保湿化粧品で肌を整えて潤いをキープしてください。
シワ専用のスポット化粧品を使う
シワ取りクリーム、アイクリームなど専用のスポットケア化粧品があります。すぐにしわが消える効果は期待できませんが、スキンケアでしわにアプローチしたい時にはぜひ使うべきアイテムといえるでしょう。あらゆる化粧品がありますので、目立つしわから先にお手入れをスタート。目じり、眉間など部分ごとに使いやすいシワ取り化粧品を選んでください。
フルーツ酸でピーリングをしよう
ピーリングは古い角質層をはがし、新しい肌細胞を生成させるケア方法です。細かいしわならピーリングでかなり目立たなくさせることが可能ですが、刺激が強いため心配な方は美容クリニックで相談してください。フルーツ酸はピーリングでよく使用されるもの、市販で購入できるピーリング剤もありますので角質ケアや目尻の細かいしわ対策として使ってみるのもよいでしょう。
しわ対策にビタミンCのサプリメントを使う
ビタミンCはコラーゲン生成をサポートする作用がありますので、肌の弾力回復にメリットがあります。またビタミンCは活性酸素を取り除く働きもあるため、年齢肌が気になる方にはアンチエイジング成分としてもオススメです。化粧品に含まれるビタミンC誘導体、またはサプリメントで体内に補う方法も美肌ケアにメリット。錠剤のサプリや粉末タイプ、また美容ドリンクなどもあります。
顔の筋トレでハリを回復しよう
しわはハリ不足が原因、その根本となるのが表情筋の低下によるもの。顔も体と同じで筋トレをして鍛えると肌に弾力が回復しますので、なるべく表情豊かな生活を意識しましょう。また鏡に向かって口を大きく開いたり横に開いて維持するなど、ちょっとした瞬間の顔の筋トレが血行改善にもメリットがありますのでメイク前にもオススメです。ペットボトルに水を入れて口で加えるエクササイズは口周辺のしわ対策になります。
ペプチド入りの化粧品でしわ対策をする
ペプチドというのは最近化粧品の成分でよく耳にしますが、タンパク質の一種でアミノ酸が何個つながるかにより名前が変わります。オリゴペプチドやトリペプチドなど、しわ対策によい理由はペプチドは別名成長因子といわれるように肌細胞を増やして活性化する作用があるため。ペプチドはアミノ酸で合成されることが近年あらゆる研究でわかってきました。最新技術を使ったアンチエイジングコスメでペプチドを使うのも方法のひとつです。
コエンザイムQ10を活用しよう
サプリメントや化粧品に配合されているコエンザイムQ10、肌によいイメージがあってもどんな働きをするのか知らない人も多いでしょう。コエンザイムQ10は加齢とともに酸化する体の細胞ダメージを予防する働きがあります。リンゴが酸素に触れてると色が変わってしまうように、人間の体も酸化するとさび付いてしまい肌環境が乱れていきます。
クリニックでボトックス注射をする
ボトックス注射はボツリヌス菌が作るたんぱく質を薬として使用する治療、毒素なのでちょっと不安を感じる人もいるかもしれませんが、クリニックで使用するものは薬なので安全です。美容整形でボトックスは眉間のしわ取り、目じりの細かいしわ対策などで活躍しています。顔に直接注射して薬剤を注入、効果は半年ほど持続しますので大切なイベント前に行うのも良いでしょう。
即効性のあるしわ対策はレーザー治療
しわ対策として有名なのがレーザー治療、色々な方法がありレーザーは肌に負担がかかることも考えられますので、必ず信頼できるクリニックで相談しましょう。レーザーを皮膚に照射して古い角質を焼き新しい角質層を強制的に作りだす仕組みになっています。最近は短時間で施術できるレーザー治療も増えていますし、レーザー照射によりコラーゲン生成が活発になり肌の弾力が回復するメリットもあります。
まとめ
- 太陽光は遺伝以上にしわの原因になりやすい。
- 外出時には必ず日焼け止めを使う習慣をつけよう。
- 煙草のニコチンはしわだけでなく、たるみやシミなどの原因にも。禁煙を心がけよう。
- 寝不足はターンオーバーを乱し、しわが深くなる原因になる。
- 寝るときはうつ伏せや横向きではなく、仰向けを心がけることが大切。
- 視力が低下すると眉間・目尻のしわが増えることも。早めに眼鏡やコンタクトを使用すること。
- アンチエイジングには肉より魚をチョイスするのがおすすめ。
- 女性ホルモンをサポートするイソフラボンを含む大豆製品を積極的にとろう。
- チョコレートに含まれるカカオ・ポリフェノールには紫外線から肌を守り、体内の活性酸素を減らす働きが期待できる。
- 抗酸化物質を含む野菜・果物は美肌へのカギを握る食品。
- 保湿力が低下した年齢肌には、うるおいをたっぷり与える保湿ケアが重要。
- 洗顔による乾燥に注意!洗顔後は化粧品で肌を整えて潤いをしっかりキープ。
- アイクリームなどしわ専用のスポット化粧品をプラスするのもひとつの方法。
- 古い角質層をはがし新しい肌を生成させるピーリングは、細かいしわを目立たなくする効果が期待できる。
- コラーゲン生成をサポートするビタミンCは、肌の弾力回復にメリット。
- 表情筋を鍛え、ハリを回復する顔の筋トレはシワ対策に効果あり。
- 別名成長因子と呼ばれるペプチド入りの化粧品を使うのもよい。
- 高い抗酸化作用を持つコエンザイムQ10の活用もおすすめ。
- 眉間のしわ取り、目尻の細かいしわ対策にはボトックス注射と言う方法もある。
- 即効性を求めるなら美容クリニックのレーザー治療を検討してみよう。
しわ対策はアンチエイジング化粧品を使うだけが方法ではありません。普段の生活のなかでも注意することややるべきこと、若い肌作りはあらゆる角度からアプローチしないといけないということなのでしょうね。