口元のしわが増えるって本当?注意したい食べ物はこれだ!
鏡を見て以前は気が付かなかった口元のしわ、いつのまにか増えていると一気に老けてしまった不安が訪れます。無表情の状態は皮膚がリラックスしているため、自然とたるみが発生してしまいます。とくに目や口の周辺はたるみが目立ちやすく年齢がわかる部分。なにもせずただ歳を重ねていくだけでもしわやたるみがおこり、さらに紫外線や生活習慣がしわの発生を加速させてしまうのです。
初対面の人を見た時に顔のいたるところでその人の年齢がわかりますが、とくに会話中は口元って気になる部分でしょう。口元のしわはフェイスラインにも影響するためなんとなく疲れている、たるんでいるという悪いイメージを与えてしまいます。
そんな肌の悩みを抱えている方、口元のしわはあらゆる方法で改善することがまず大切、それと同時に注意したいのがしわを増やす食べ物の存在です。そこで早速ですが口元のしわ対策をする際にできれば避けたい食べ物をご紹介しましょう。
口元のしわができる原因について
しわは眉間や目尻などいたるところにできるもの、でも口元はとても目立ち老けて見えるところです。口元のしわ対策はまず原因を理解して最適なケアをすることが大切、では主なしわの原因として考えられることをご説明したいと思います。
乾燥
肌が乾燥すると表面がカサカサになり細かいしわができる原因です。このときに対処しておけば悪化せずに予防できますが、乾燥を放置すると細かいしわがさらに大きくなり目立つ口元のしわになることもあります。
表情のくせ
口元は動きが激しい部分、また同じ表情でしわが繰り返しできるところなので、くせがつきやすいところでもあります。表情のしわは真皮層の深い部分まで刻まれてしまうこともあるためなるべく表情は豊に生活するとよいいでしょう。
歯並びが悪いため
歯並びが悪いと口の周辺に必要以上の力が入ってしまいしわの原因になります。無理やり閉じたりする動きは長年の習慣になり筋肉の緊張にもつながってしまいます。
ダイエット
急激な食事制限をすると活性酸素が異常に増えて肌細胞が劣化してしまいます。口元のしわはコラーゲン産出が低下することが要因のひとつとして考えられますので、栄養バランスを整えることは口元だけでなくアンチエイジングに大事なポイントになるでしょう。
砂糖は皮膚細胞の老化をスピードアップするので口元のしわの原因に?
コラーゲンは肌の弾力を作り、潤いを維持するための大切な美肌成分。しかし加齢とともに肌のコラーゲン量はどんどん減っていくためなにもしなくてもしわができやすい環境になっています。砂糖はコラーゲンを損傷するAGEという成分の形成を増やす働きがあり、コラーゲン繊維が崩れてしまう原因です。
コラーゲンは皮膚の構造上繊維のように結合した状態を保つことが大切なのですが、この繊維質を壊してしまうのが砂糖なのです。では口元のしわ対策として次のポイントを意識しながら糖分をコントロールしましょう。
甘いお菓子は避ける
キャンディーやケーキ、アイスクリームなど砂糖を使ったデザート類は疲れた時にどうしても一口食べたくなります。このような糖度の高い食べ物は毎日摂取せず、週に何回と決めておくとよいでしょう。加工食品や市販のスナック菓子を購入するときは成分ラベルをチェックしておくと安心です。
炭酸飲料に注意しよう
砂糖はいかにも甘い食べ物以外にも、気が付かない間に大量に摂取している場合があります。それが炭酸飲料、1缶に角砂糖が15個前後も入っているといわれるほど糖分が多く使用されていますので、ダイエットシュガーを使った炭酸飲料にするか、もしくは果汁飲料にするなど、飲みすぎに注意してください。
炭水化物の過剰摂取は肌の糖化を進める可能性も
ごはんやパン、パスタなどの炭水化物は食事のメインとして欠かせないアイテム。しかし炭水化物の糖質は無意識に過剰摂取しやすいため、口元のしわにも知らない間にダメージを与えています。炭水化物を食べた後、体内で糖質が分解されインスリンが分泌されます。この時に皮脂腺の働きが不安定になることもあり、あらゆるデメリットを招いているのです。
炭水化物を完全に抜いてしまうと脳の働きに悪影響がありますので、一日に食べる量を減らすことが大切です。また加工された炭水化物食品は栄養価も低く、糖質も多いため食べすぎに注意しましょう。口元のしわを予防するときはクッキー、デニッシュ、白いパン、シリアル、マフィンなど糖分がさらに多く使用されたものは注意してください。上手に炭水化物を減らすなら次のポイントを意識するとよいでしょう。
全粒粉にする
生成された小麦粉よりも全粒粉のほうが繊維質が多く糖質も少ないので健康にもメリット。パンやパスタを購入するときに注意して選んでください。
1日1回にする
ごはんや麺類などの糖質はつい食べすぎてしまうものなので、その都度食べる量を減らすよりも回数自体を減らしてみましょう。たとえば夕食のご飯を完全に食べないなど、糖質制限を上手に行いダイエットにも生かしてください。
マーガリンは口元のシワ原因という結果も!質のよい油脂を選ぼう
パンやデザートに使うマーガリン、バターよりも値段が安いのでつい購入してしまう便利アイテムです。かつてはマーガリンのほうが飽和脂肪含有量が多くバターよりも良い選択肢だといわれたこともありますが、マーガリンには有害な脂肪も含まれているため過剰摂取はコレステロールのバランスをくずす原因にもなります。
とある研究によるとマーガリンを摂取する人はしない人よりもしわが多いという結果もありますので、油脂を摂取するときは質の良いものを選んでください。マーガリンは細胞の炎症を悪化させる作用がありますので、肌細胞の酸化ストレスを招きしわやたるみになりやすくなる場合も。肌が乾燥しやすくなり細かいしわが増え、口元は深く刻まれたしわになる場合もあるでしょう。では美肌作りのためにオススメの脂肪分について次のポイントを参考にしてください。
オリーブオイルを使う
オリーブオイルはビタミンEを含みコレステロールを低下する作用がある質のよい油です。アンチエイジングとしても人気があり料理だけでなく、肌に直接つけてマッサージをすることも可能です。
固形の油脂は使用しない
バターやサラダ油など色々な油脂がありますが、健康にダメージを与えないものは冷やしても固体にならないタイプ。たとえば液体の油のオリーブオイルやグレープシードオイルは美容にも健康にも良いのですが、バターやマーガリン、ラードなどは血中コレステロールを高める可能性があります。
乳製品の過剰摂取と口元のしわの関係を理解しよう
乳製品は体に大切な栄養バランスがある食べ物ですが、過剰摂取すると口元のしわが増えてしまうことをご存知ですか。牛乳やチーズなどの乳製品は、骨の健康や筋肉を形成するために大切なカルシウムやタンパク質の供給源になっています。しかし過剰に摂取すると細胞の炎症が進みやすく肌の老化が加速してしまいます。
また肌の早期老化を進める酸化ストレスが上昇することもわかっていますし、乳製品には乳糖が高くコラーゲンを破壊してしまうのです。では口元のしわを予防するためにオススメのカルシウム摂取方法をご紹介したいと思います。
乳製品以外からも摂取しよう
乳製品だけでなくカルシウムを含む食べ物は色々あります。脂質が高い乳製品もありますので、代替えになる緑黄色野菜なども積極的にカルシウム補給として食べてください。
ヨーグルトを食べる
発酵食品はデトックス効果があり、抗酸化作用も高いので口元のしわ予防にもメリットがあります。しかし糖分を多く含むヨーグルトもありますので、選ぶ時は必ずラベルを確認して糖質の含有量についてもチェックしておきましょう。
肉類の脂質に注意!タンパク質供給は慎重になること
肉類はタンパク質補給に大切な食べ物、表情筋が低下すると肌のたるみが悪化してしわができやすくなります。肌環境を活性化するためにも動物性タンパク質は重要なのですが、肉類は脂質の過剰摂取につながることもあるためなにを食べるか慎重に判断してください。焦げた肉料理、脂身が多い肉などは肌細胞の酸化を進める可能性があります。上質なタンパク質を摂取するなら赤身の牛肉や鶏肉など脂質が少ないものを選んでください。
肉を食べると炎症性炭化水素と呼ばれるものが発生し、皮膚を含む体のあらゆる細胞に損傷を与える可能性があります。肉類を食べながら美肌ケアをするためには次の注意点を意識するとよいでしょう。
加工肉は避けること
ベーコン、ソーセージ、ハムなどの加工肉には防腐剤や着色料などの添加物を多く使用していますので、肌のダメージ原因になります。塩分も多いためむくみ原因にもなるので食べすぎに注意してください。
調理方法にも注意しよう
肉を油で焼く、唐揚げのように油で揚げるなど、余分な油脂を使うとせっかくの脂肪の少ない肉も無駄になってしまいます。調理するときは茹でる、蒸す、などできるだけ油を使わない方法を工夫してください。
良く噛んで食べること
肉は消化しにくく胃腸に負担がかかります。すると便秘になる可能性が高く体内に老廃物が溜まる可能性もあるでしょう。細かく食べやすくカットする、よく噛んで食べるなど注意しましょう。
まとめ
- 口元のしわができる主な原因には乾燥、表情のくせ、歯並びやダイエットなどがある。
- 砂糖は肌細胞を老化させる原因。意識的にコントロールしよう。
- 炭水化物の過剰摂取による糖化に注意!1日に食べる量を減らすことが大切。
- マーガリンは避け、オリーブオイルなど質の良い油脂を選ぶことも重要なポイント。
- 製品の過剰摂取は肌老化の原因。食べるならヨーグルトがおすすめ。
- 肉類の脂質に注意!加工肉は避け、調理法にも工夫が必要。
口元のしわは食べ物で美肌になるビタミン類などをメインに摂取して、肌の老化を進めるものはできるだけ避けたいですね。口元は第一印象で相手に与えるイメージが変わる部分。普段から保湿ケアも欠かさずに続けましょう。