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ほうれい線を消す3つのエクササイズとお手入れのコツ

ほうれい線を消すために皆さんはどんなアンチエイジングを行っていますか。ほうれい線とは鼻と頬の間に現れる皮膚のシワで上手にケアをしないと年齢とともに深く刻まれてしまいます。笑ったときや話すとき、ほうれい線がはっきりとわかり表情によっては実年齢よりも年上に見えてしまうこともあるでしょう。

笑うという表情は表情筋を使う反面、皮膚にシワがよりやすい特徴もあります。スマイルラインとも呼ばれるほうれい線、目尻のシワや口角のシワにも表れてきます。ほうれい線を消すためにまず知っておきたいこと、それは生活習慣や紫外線、老化などが原因であるという点。自分のライフスタイルを思い出しほうれい線をあらゆる角度から改善するためには、顔のエクササイズが効果的です。

では早速ですが3つのオススメエクササイズとお手入れのコツをご紹介しましょう。

口角からアプローチする運動でほうれい線対策

ほうれい線はスキンケアでアンチエイジング成分を補い、肌細胞レベルから活性化することが大切ですが、表情筋の衰えを回復するためにはエクササイズがオススメです。ほうれい線ははじめはさほど気にならない存在、次第に口角までつながりブルドッグのようにたるみが目立つこともあります。

しかし顔は腕やボディのように筋肉がついていないため、筋肉量を増やすのは大変。お腹のたるみを改善するように、皆さん腹筋やジョギングなどの運動をすることがありますが、顔はターゲットを決めてエクササイズをすることが表情筋にアプローチしやすくなるコツです。では次のステップ通りに早速ほうれい線を消す運動をスタートしましょう。

口角からアプローチするほうれい線対策の方法

  • 口角を人差し指で押さえ口を閉じた位置から5ミリほど上に引き上げます。
  • 引き上げた口角を戻すように口すぼめて抵抗を与えてください。
  • そのままの状態を5~10秒間保ち、ゆっくり筋肉をリラックスさせる運動を繰り返します。
  • 1セット10~25回ほど、朝起きた時、寝る前のスキンケアの後などに行ってください。

ほうれい線対策として頬の筋肉を強化する運動をする

表情筋は加齢とともに衰え、体全体がたるむように顔もあちこちにたるみが目立ってきます。長年の表情じわともいわれるほうれい線ですが、メインの理由になるのは表情のくせではなく加齢による表情筋の衰えや、角質層のコラーゲン不足なども考えられます。体に脂肪がつくように顔にも脂肪がつきたるみが目立つことがありますので、ほうれい線は食生活にも要因が隠されているといえるでしょう。

とくにふっくらした頬部分、ここはお腹と同様にすっきり引き締めてほうれい線を消す方法がとても効果的なので、次のステップで頬の表情筋を鍛えてほうれい線を目立たなくしましょう。

  • 口を閉じた上でほうれい線の位置に人差し指をあててください。そのまま強く圧力をかけた状態で口角を上げて笑う表情を作りましょう。
  • 指で頬の筋肉が抑えられているのでこの力に抵抗にするようにがんばって口角を上げてください。
  • できる限りの表情を作ったらそのままの状態を5~10秒間保ってください。
  • 筋肉を緩めて再び同じエクササイズを繰り返し、1セット15~30回を目安に行いましょう。

笑顔でほうれい線を消す方法

ほうれい線が目立つと気分的にも老けていくような不安がありませんか。シミやシワなどの老化症状よりも、表情を変えるデメリットが多いほうれい線、見た年齢を若くしたい時にまずなくしたいトラブルと言ってもよいでしょう。

ほうれい線を消すためにはできるだけ表情豊かに生活にし、顔の筋肉を頻繁に使うことが毎日の生活でも欠かせません。無表情で暮らしているとなんとなく気分も落ち込み、さらに顔の筋肉も衰えてしまいます。

 

そこで意識したいのが笑顔。顔がくしゃくしゃになるほど笑ったり興奮する瞬間はあちこちにシワがよりやすいのですが、頬の筋肉に刺激を与えるためほうれい線を消すメリットにつながります。では次のステップに従い早速エクササイズを開始しましょう。

  • まず口を閉じた状態でできるかぎりの笑顔を作ってください。歯を見せないようにすることがこの運動のコツです。
  • この際に目尻のシワを伸ばすことも意識して、一緒に目をできるだけ大きく開きましょう。
  • このままの表情を10秒間キープ、ゆっくり顔を元の状態に戻してください。
  • 1セット10~20回繰り返します。メイクの前、入浴中などちょっとした時間にできるだけ顔のエクササイズを行いましょう。

ほうれい線対策によいお手入れ習慣

ほうれい線対策は化粧品だけ、筋トレだけ、といった単体の改善方法よりもあらゆることを同時進行させたほうがメリットが感じられやすくなります。そこで普段の生活でできること、お手入れのサポートになる習慣についてご説明します。

横向きで寝ない

寝る姿勢は皆さんそれぞれ、仰向けやうつ伏せなど快適な姿勢が睡眠の質を高めるにはベストです。しかしほうれい線が気になる人は横向きで寝ると重力で頬がたるみやすくなりますので、ほうれい線がさらに目立つ原因です。

表情のシワよりも長年の寝る姿勢のほうがほうれい線ができやすいという皮膚科医も存在しますので、これからは寝るときにもちょっとだけ工夫してみるとよいでしょう。

紫外線対策をする

紫外線は肌の老化を進めるもので、角質層のコラーゲンやヒアルロン酸までも破壊することがあります。するとシミなどのメラニン色素の働きだけでなく、肌の弾力やハリが不足して根本から肌のたるみが悪化する原因。予防するためにはSPF効果の高い日焼け止めクリームを使用してください。

同様に肌の活性酸素を増やすものとして喫煙がありますので、シワを増やす原因にもなるため禁煙を心がけてください。

保湿化粧品で皮膚を柔軟にする

ほうれい線ができる年齢は美肌成分が減少する時期。そのため肌のかさつきが目立ち、皮膚が乾燥により硬化してシワができやすくなります。ほうれい線を消すためにはビタミンEなどのアンチエイジング成分を配合した保湿化粧品を使い、肌年齢に合わせた潤いケアを行いましょう。

即効性のあるほうれい線の消し方

ほうれい線があるとファンデーションが溝に入りとても目立ちます。でも大切なイベントの時はできるだけその場で隠したいもので、ほうれい線があるために出かける意欲をなくす人もいるでしょう。

同窓会で気になるみんなの見た目年齢、自分だけが老けて見られるのは恥ずかしいことです。ほうれい線の速攻対策、どうしても今日だけは目立たなくしたいという場合にオススメの方法をご紹介します。

コンシーラーで目立たなくする

コンシーラーを使ってほうれい線が作る影を目立たなくする方法です。ファンデーションを塗る前にほうれい線の位置に、肌よりもワントーン明るいコンシーラーでハイライト入れてください。指で叩くように伸ばしたら後はいつも通りにファンデーションを塗るだけ。

コンシーラーを厚く塗ると溝が逆に目立つ場合もありますので、薄く広げるようにしてください。

リフトアップ化粧品で下地をする

ほうれい線を消すには、メリットが多いリフトアップ化粧品がオススメです。メイクの下地をする際は肌のハリを回復するコラーゲンやセラミドなどを配合した化粧水やクリームを使ってください。

この際にげんこつで肌をごりごりと軽くマッサージすると血液の流れが活発になり血色が改善され、見た目が輝くようになるでしょう。げんこつで頬骨を内側から外側へ、そして口角から外側へ向かうように軽く刺激をプラスしてください。

アイクリームでほうれい線をケアする

目の下のクマ、目尻のシワ、乾燥予防など、皮膚が薄い目の周辺には年齢とともに特別なケアが必要になります。この際に使うアイクリームですがほうれい線を消すためにもメリットがあるってご存知でしたか。保湿効果が高いアイクリームは口周辺の皮膚にも馴染みがよくふっくらさせる効果があります。

ほうれい線のあるエリアの保湿にも最適で乾燥による小じわも予防できます。次のポイントを生かしながらアイクリームをほうれい線ケアに活用してみましょう。

夜寝る前に使う

アイクリームを口角周辺に薄く伸ばして塗布します。寝ている間はターンオーバーが活発になりますので、アイクリームに含まれるアンチエイジング成分が活躍してくれます。

メイクの下地で使う

目元用の美容液やアイクリームは美容成分が濃厚に配合されています。ほうれい線ができるエリアに不足する成分がバランスよく含まれているため簡単にお手入れができるアイテムともいえるでしょう。

メイクをする前、化粧水と乳液で肌を整えたらほうれい線が気になる部分にアイクリームをつけてください。コラーゲン、エラスチンなどの保湿成分がしっかり頬や口角周辺を保湿してたるみ改善にメリットを与えてくれるでしょう。

また目元用の化粧品はくすみ改善にも効果がありますので、ほうれい線ができる頬周辺のトーンを明るして若々しい肌を演出してくれます。

まとめ

  • ほうれい線対策は口角からアプローチする運動が効果的。
  • ふっくらした頬部分はすっきり引き締めるエクササイズが有効。
  • 頬の筋肉に刺激を与える笑顔はほうれい線を消すメリットも。
  • ほうれい線対策は単体より同時進行で行うほうがより高い効果が期待できる。
  • 大切なイベントの前にはコンシーラーやリフトアップ化粧品で目立たなくするのもひとつの方法。
  • アイクリームはほうれい線対策の優秀アイテム。口元のケアにもおすすめ。

 

ほうれい線の悩みは40代以降になると多くの女性が抱く面倒なトラブル、年齢のせいだから仕方がないと諦める前に毎日簡単にできる方法を始めることが大切ですね。とくに顔のエクササイズは普段使わない表情筋を鍛えるよいチャンスになるでしょう。