ほうれい線対策にニベア!年齢肌にうまく活用するオススメ法
ほうれい線にニベアの青缶が良いという話を耳にしたことがある方は多いと思いますが、ニベア缶はコスパがよくどこでも簡単に手に入るスキンケアグッズなので、これで面倒なほうれい線が消えたらとてもありがたいことです。
年齢肌をさらに老けてみせてしまうほうれい線、最初はうっすら笑った時に浮かんでいたものが無表情でもくっきり残るようになってしまいます。本来ほうれい線対策としてはアンチエイジング化粧品を使ったスキンケアが一般的に行われ、効果は皆さん様々だと思います。肌の働きは皮膚表面だけでなく体の内側からも影響していますので、アンチエイジングはあらゆる角度からできることを積極的に取り入れることが大切です。
では早速ですが、ほうれい線対策はニベアを使ってどこまでできるか、活用のコツについてみていきましょう。
ニベアの効果について
ニベアは昔からどの家庭にもあるクリームで手荒れや肌のかさつき予防に使う定番アイテムです。ニベアは1911年にドイツで生まれたロングセラー化粧品ブランド、値段が安いことがなによりも魅力で家庭に常備している人、携帯している人などあらゆるシーンで使われています。
ハンドクリームというイメージが強いニベアクリームですが、それ以外にもあらゆる使い方ができる万能クリームで、十分に活用していない人も少なくありません。たとえば傷跡やニキビ跡のケア、ストレッチマークを目立たなくする作用、皮膚炎の予防やゴワゴワするかかとやひじのケアなどにも最適なのです。ではニベアに含まれている主な成分の働きについてご説明しましょう。
シクロメチコン
汗や水に強いシリコンの一種で紫外線の影響を受けにくいので夏用の化粧品によく使用されています。べたつきが少なく伸びが良くクリームのテクスチャーを整える目的がある成分です。
ホホバオイル
ホホバの種子から抽出したホホバオイルはアンチエイジングや乾燥肌対策に適した保湿効果があります。さらっとして使用しやすいオイルなので化粧品でよく使用される成分です。
スクワラン
人間の皮脂に近い保湿成分で馴染みやすいことが魅力。紫外線や乾燥から肌を守りしっとり維持する働きがあります。
ほうれい線にニベアが良いと言われる理由
ほうれい線にニベアが良いのは高級クリームと配合成分が同じであるという意見も一部ありますが、ホホバオイルやスクワランなどのニベアの主成分はあらゆる化粧品で使用される保湿成分です。とても値段が安いニベア、高級美容クリームのような厳選された原材料は期待できませんが、ほうれい線に良いといわれる理由はすばり「乾燥対策」ができるためなのです。
ニベアはカサカサの肌をしっとりさせ、冬のハンドクリームなどでよく登場します。ほうれい線と乾燥はとても密接な関係があり肌を保湿することが予防対策につながります。ニベアは子供でも使える安全なクリーム、さらにミネラルオイルなどの潤いを守る成分がたっぷり入っているため肌の乾燥による肌のたるみ解消の効果が期待できます。そもそもほうれい線はなぜできるのか、主な理由をご説明していきたいと思います。
表情筋の低下
表情筋は年齢とともに働きが衰えて皮膚を引っ張り上げる力が低下していきます。重力との関係で下に引き下がっていくため、頬のたるみとともに毛穴の開きも目立ってしまいます。
乾燥
肌のハリを維持するエラスチンやコラーゲンなどの繊維成分は加齢とともに低下して、肌の弾力をサポートする力が少なくなってしまいます。乾燥すると小じわなどができはじめ、悪化すると深いしわやほうれい線になってしまうのです。
ターンオーバーの低下
肌の新陳代謝のサイクルは加齢とともに乱れ28日周期が40日ほどかかることも。肌細胞が活性化されないとどんどん劣化して老化症状も増えてしまいます。
ほうれい線にオススメのニベアの使い方
ほうれい線にニベアをどうやって使うと良いか、オススメの使い方をいくつかご紹介したいと思います。
化粧水の後の保湿クリーム
化粧水で肌に水分を補った後、長時間しっとり肌を維持するためには水分を内側に閉じ込めないといけません。その際にニベアは乳液やクリームとしての作用がありますので化粧水の後に肌に薄く伸ばして使いましょう。とくに乾燥ダメージが気になる目尻やほうれい線部分は重ね付けしてかさつきを予防すると安心です。ほうれい線に塗る時は無理にこすらず優しく広げていくこと、入浴後のスキンケアなど肌の浸透性が良い時に使うとさらにニベアの効果も発揮されます。
メイクの下地として使う
乾燥しやすい時期は日中の肌の乾燥が気になります。乾燥すると皮脂が多く分泌されメイク崩れも起こりやすいため、ほうれい線対策でニベアを使う際は下地クリームとして使うのもオススメです。普段使っている下地クリームにニベアを少量混ぜて使う、もしくはニベアだけを薄く顔全体に広げてもよいでしょう。BBクリームなどに混ぜて使うこともできるので大変手間がかからず便利です。
ポイント用の保湿クリーム
肌は部分的に乾燥しやすいところがありますので、年齢肌をケアするためにはこのようなポイントごとのお手入れも大切です。とくに目尻は皮膚が薄く水分保持力も少ないため乾燥しやすい部分で、小じわなどが目立つ特徴があります。目元のクリームとして使うこと、口周辺の乾燥対策などポイント使いしてもよいでしょう。
ニベアパックでほうれい線予防をしよう
ほうれい線対策にニベアを使う際、毎日のスキンケアに取り入れるだけでなくスペシャルケアとしても活躍してくれます。マッサージやパックは疲れた肌を元気にする効果があり、とくに年齢肌は血行も悪くなり顔色が悪く見えることもあるでしょう。アンチエイジングでは週に2~3回のスペシャルケアは必要不可欠、そこでニベアを使ったお手入れのコツをご紹介したいと思います。
ニベアでパック
ほうれい線が目立つ肌は敏感で刺激を与えないようにお手入れすることが基本。肌がヒリヒリするような化粧品はできれば避けたいところです。ニベアは肌に優しく使える保湿クリームでパックとしても活躍する機能的なアイテム。パックをするときは入浴中や蒸しタオルを使って肌を温めた状態でクリームを全体に広げてください。
ニベアはテクスチャーが固めなので少し温めて使ったほうが伸びがよくなります。パックはニベアを伸ばして10分ほどそのまま置いたら最後にティッシュでよくふき取り、べたつきが気になるときはぬるま湯で洗い流しましょう。
ニベアでマッサージ
肌のすべりをよくするために、マッサージするときはニベアにオリーブオイルなどを少し混ぜて使う方法もオススメです。アンチエイジングによいのはリンパマッサージ、老廃物が溜まりやすいフェイスラインや首筋などニベアを使ってマッサージしましょう。摩擦しすぎないように指で滑らせるように行ってください。
ほうれい線だけじゃない!?年齢肌にうれしいニベアの活用方法
年齢肌はほうれい線だけでなくあらゆる老化症状がありますので、そんな悩みも柔軟に対応するなニベアでしっかりケアしましょう。
目の下のクマ対策
寝不足の朝は目の下にはっきりとクマができてしまいますが、こんな時は寝る前のニベア対策で予防ができます。クマができやすい人は夜のお手入れの際に、目の下にニベアを塗り優しくマッサージしてください。
血行促進の働きがありさらに乾燥予防になるため肌のトーンが明るく見えるでしょう。
クレンジング剤として使う
メイク落としのクレンジングクリームやジェルなどは界面活性剤が含まれているので肌にとても刺激を与えてしまいます。さらに洗顔石鹸でこするように肌を洗うことで乾燥を招きやすくなるのです。しかしメイク成分はファンデーションや口紅をはじめ油成分が多く使われていますので洗顔だけでは汚れが残ってしまいます。こんな時にも活躍するニベア、クリームをクレンジング剤としてメイクになじませてティッシュオフしてください。
ウォータープルーフのメイクにもニベアが効果を発揮してくれます。
リップケア
年齢とともに肌の乾燥が進むとシワやシミだけでなく唇の乾燥も目立ちます。プルっとした弾力のある唇にするために、ニベアをリップクリームとして使うことも可能です。口紅を塗る前の下地としても使えるのでかさつきが気になるときにぜひトライしてください。
ニベアだけではアンチエイジングできないので注意
ほうれい線はニベアが保湿剤として活躍してくれますので、ある程度のしっとり肌は期待できます。しかしニベアのメインは保湿作用でそれ以外のアンチエイジング効果はあまり期待できません。また油成分が多いクリームなので浸透性が悪い年齢肌にはべたつきが気になる場合もあるでしょう。ほうれい線対策をする際は次のポイントを意識してニベアを上手に活用することが大切です。
美容成分を使う
ニベアには美容成分が含まれていませんので、年齢肌に不足するコラーゲンやエラスチン、セラミドなどはアンチエイジング化粧品で補うことが必要になります。ほうれい線ができるのは肌の乾燥が大きな原因ではありますが、加齢により減少する肌の弾力成分はニベアでは解決できません。
抗酸化成分を使うこと
加齢とともに体内で多く発生する活性酸素は体の細胞をさび付かせ働きを鈍くします。肌細胞も同様に酸化してシミやシワ、ターンオーバーの乱れなどを招くため、年齢肌を活性化するには活性酸素を抑制する抗酸化成分が欠かせません。
ビタミンC、ビタミンE、ポリフェノールなどが配合された化粧水を使いニベアで仕上げするなど、成分バランスを意識して活用しましょう。
油成分が多いので注意
ニベアは水分を閉じ込める目的で使うもので、潤いを与えるものではありません。スキンケアの際には必ず化粧水などの水分を補ったうえでニベアを使うこと。またオイリー肌の場合やクリームを大量に使うと毛穴の詰まりになる可能性もあるためご注意ください。
まとめ
- ニベアは乾燥予防や傷跡のケアなどあらゆる使い方ができる使える万能クリーム。
- ニベアがほうれい線によいと言われるのは、乾燥対策ができるため。
- ほうれい線対策には、化粧水の後やメイク下地として、目元や口周辺のポイントケアに使うのがよい。
- パックやマッサージなどのスペシャルケアに使うのもおすすめ。
- 目の下のクマ対策やクレンジング、リップケアなどにも使うことができる。
- 保湿効果がメインなので、ニベアだけではアンチエイジングできないことに注意。
ほうれい線はニベアで保湿ができるので、使うシーンを考えて上手に活用したいですね。たっぷり使えるので首のマッサージ、ボディケアなども一緒にでき、プチプラのアンチエイジングとしてぜひプラスしたいアイテムになるでしょう。