私のスキンケアの変遷と見つけた最良の方法
55歳の専業主婦です。肌のシミや特に寒い時期のゴワゴワ感に悩んでいます。
スキンケアということを始めた頃
顔の肌のタイプはどちらかといえば、オイリー肌であり、また、敏感肌でもあります。スキンケアはお化粧をし始めた18歳ころから意識してするようになりました。とはいえ、若い頃は、もっぱら化粧水だけで終わっていました。冬季に乾燥する時期には乳液をつける位でした。
主に使っていたのはヘチマコロン化粧水です。ハイブランドのメーカーのもの、例えばヘレナルビンスタインの化粧水も一時期使用していましたが、私には合いませんでした。肌のべたつき感がいつまでも残り、不快なのです。なぜかチープな化粧水が一番私の肌へ適性がありました。
スキンケア方法に迷走する
30代~40代にかけて、子供と公園や遊園地など外へ出て活動する時間が多くなると、顔の皮膚がだんだん、固くゴワゴワしてくるようになりました。日焼け止めのサンスクリーン剤も必ず使用していましたが、太陽光線にはかなわないようです。シミなども多くなり、首にも小さなトゲ状のイボのようなものが多数できていました。肌色も若干黒くなっています。
これは、何か対策を立てないといけない、しかし何をどうしたらいいか分からないので、まず、固くなった肌を柔らかくしようと思い立ち、シートマスクパックをお風呂上りに毎日顔に載せるようにしました。肌は確かにもっちりと柔らかくなります。吸い付くような肌質に変わります。しかし、肌色はあまり変わらず、もちろん、シミも薄くはなりません。体調によっては発疹がでることもあるので、この方法は短期間でやめました。
次に洗い流す系のパックに目を付けました。毛穴の汚れまで落ち、キメも整い美白にも良いということです。値段は私にとっては高価でしたが、一度はと思い試してみました。洗い終わった肌は適度な弾力を持ち、毛穴も小さくなった気がします。細胞の中にも栄養分がしみ込まれたようなゴムまりのような肌質になりました。
しばらく、続けてみました。数か月経ってきたら、肌の色が何となく白くなるというより薄い粘土っぽいような色になってきたのです。どうやら、このパックにはクレイと呼ばれる特殊な土の成分が含まれており、それが私の皮膚に少しずつ、しみ込んでいったのでしょう。これも、私には、合わなかったのです。高価でしたが、泣く泣く途中で止めることにしました。
やっと見つけた方法はやっぱりアナログなもの
今度は失敗しても後悔しないようなスキンケア用品はないかと、自宅近くのドラッグストアのスキンケアコーナーを見てみると、ピール・オフ・パックという商品名が目に入りました。昔、実母が使っていた、はがす系のパックです。プチプラコスメで有名なメーカーで、80g入って価格は500円もしません。まあ、これならダメ元で、途中で捨てるのも惜しくないと軽い気持ちで購入しました。
その日のうちに入浴後、使用してみました。顔中に満遍なく塗り、しっかりと、乾かさないといけないので、少し手間がかかります。少しでも湿っている部分があるときれいに、はがせないとのことなので、20分程放置します。肌がパック剤でつっぱってきたら、出来上がり。そっと、はがしてみます。気持ちが良いです。肌も白くなった感じです。シミも薄くなったように見えます。はがしたパック剤を見ると、古くなった角質が細かくついています。何か妙な満足感があります。
毎日、この気分を味わいたいと考えましたが、説明書には週1~2回がお勧めとあります。あまり、頻繁に使用すると今度は肌を痛めてしまうのです。やはり、私の肌はアナログでチープなケアが合うのでしょう。このパック、時間がかかることと、塗り方に多少コツがいることが難点ですが、私にとっては、安価で爽快感も得られ結果も一番満足な方法です。