シミを消す効果がある6つのアイテムを使う美肌方法
年齢を重ねると数が増え色もどんどん濃くなるシミ。消すには美白化粧品でスキンケアをすることが一般的な方法ですが、肌に合わない場合やもっと化粧品の効果を実感したいと感じることもあるでしょう。シミは何年もかかって皮膚の表面にあらわれてくるもの、年齢肌になる犯人で正しいケアをしないともっと目立つようになってしまいます。
そこで早速ですが、家庭にあるものを使い簡単にできるシミを消す方法についてご紹介したいと思います。シミはあらゆる角度からアプローチすることがとてもメリットになりますので、美白化粧品のサポートとしてぜひトライしてくださいね。
ビタミンCのレモン汁は美白には魅力的な成分
レモン汁にはすでにできたシミを薄くする効果があり、メラニン生成を抑制する働きがあるため美白ケアにはとても便利なアイテムです。薄いシミならシミを還元して無色化することも可能。レモン1個に含まれるビタミンCの量は約100㎎、食べ物やサプリから摂取する場合は大人の女性で1000㎎が1日の摂取量と考えておくとよいでしょう。
レモンにはクエン酸も含まれていますが、クエン酸は体の細胞を錆びつかせる活性酸素を取り除く働きがあり、紫外線を浴びて増える活性酸素を体外に排除してくれます。またクエン酸にはキレート効果と呼ばれる作用があり、ミネラルを吸収する働きがあるのでビタミンCを最大限に機能させることができるため、美白にはとても魅力的な成分バランスといえるでしょう。では使い方についてみていきたいと思います。
肌チェックをしよう
最初に必ず肌チェック、パッチテストを行いレモン汁が肌に刺激にならないかチェックしてください。
綿棒を使ってスポットケア
レモンのしぼり汁を綿棒を使ってシミに塗布します。1日2回、肌が弱い方や敏感肌の場合はレモン汁をストレートで使用せず水で薄めて使ってもOK。洗顔後に化粧水や乳液で肌を整えてからレモン汁を塗布すると肌に優しく使用できます。
注意点について
レモン汁を大量に使うと紫外線に反応して色素沈着を起こす可能性があります。屋外で過ごすときは注意し、心配な場合は夜のスキンケアでレモンパックをするとよいでしょう。スライスしたレモンを洗顔後の肌に乗せて数分間放置するだけ。これだけでもクエン酸やビタミンCの働きは実感できるはずです。
ビタミン豊富なアロエベラで日焼けの炎症を抑制
シミは紫外線を浴びて翌日にするできるものではありません。皮膚の下には何年も前に浴びた紫外線によるシミの予備軍が待機している状態なので、今は安心と油断はできないのです。アロエベラのゲル部分にはビタミンA、ビタミンC、ビタミンEなどの抗酸化物質がバランスよく配合されています。ビタミンAは肌の自然な働きを活性化し、ビタミンCはメラニン色素を抑制、ビタミンEは表皮の再生を活性化するために役立っています。
またアロエベラは昔から日焼けの炎症を抑制するときにも使用される植物なので、屋外で太陽の光をたっぷり浴びてしまう人にも大変オススメのアイテムです。アロエベラにはシミを消す働きだけでなく、植物ステロールという成分によりコラーゲンやヒアルロン酸の生成を活発にする働きがあることもわかっていますので、アンチエイジングとしても大変魅力的な植物なのです。
古来からあらゆる場面で使用されているアロエベラ、できればアロエを直接カットして皮をむいてゲルの部分を使うことがオススメ。ない場合は市販の100%アロエベラのゲルを使ってください。
寝る前のお手入れに
夜のスキンケアで肌を整えたら最後にアロエベラをシミが気になる部分に塗布しましょう。刺激が少ないので敏感肌や乾燥肌にもオススメです。
ゲルをクリームに混ぜる
いつもお使いのクリームにゲルをつぶしたものをよく混ぜて顔全体に伸ばしましょう。シミを消すときやくすみが気になる肌にも効果が期待できますよ。
乳酸を含むヨーグルトを直接肌につけるとシミを消す効果あり
ヨーグルトはダイエットや健康に良い食べ物として人気がありますが、直接肌につけるとシミを消す効果があることをご存知ですか。
まずヨーグルトを食べた場合のメリットですが、腸内の善玉菌の活動を活発にして体の新陳代謝や免疫機能を安定してくれます。新陳代謝が活発になると血液の流れが活性化され肌のターンオーバーも正常なサイクルに戻るというわけです。
腸内環境が不安定だと便秘や栄養の消化吸収がしっかり行われないため、肌に不足する栄養素もでてくるでしょう。ヨーグルトはシミを消す以外にもニキビやそばかすなどの肌トラブル予防になるよい食べ物です。ヨーグルトに含まれる「乳清」はミネラル、アミン酸、ビタミンなどの栄養が豊富に含まれシミにはメリットになるものばかり。乳清はメラニン色素の生成を助けるチロシナーゼを抑制する抗酸化作用がありますので、シミを作りにくくする肌へと改善できます。
またヨーグルトに含まれる乳酸菌はニキビ原因となるアクネ菌などの雑菌の繁殖を抑えてくれるので肌トラブル予防には欠かせません。ではヨーグルトでシミを消す手順についてみていきましょう。
ヨーグルトパック
無糖ヨーグルトと小麦粉を1:1の割合で準備してください。よく混ぜあわせたら一晩冷蔵庫で寝かし、クレンジングと洗顔を済ませた後に肌全体に広げて10分ほど置いて洗い流してください。
はちみつをプラスして保湿ケア
ヨーグルトパックにさらにはちみつを少量すれば、はちみつの保湿効果で肌がしっとり、シミを消す効果と乾燥対策も同時にできます。
古い角質を取り除くアップルサイダービネガーでシミを消す方法
アップルサイダービネガーはオーガニックストアや通販で購入できるリンゴ酢。アップルサイダービネガーはミネラルが多く含まれ、さらに角質除去によいフルーツ酸も含まれていますので自然にできるピーリングとしてもオススメです。美白化粧品のなかにはフルーツ酸を配合したものがありますが、配合量がごくわずかで効果が実感できないタイプも少なくありません。直接肌につけられる食品なら安心、そんなシミを消す方法をお探しの方にはアップルサイダービネガーはとても効果を発揮してくれるでしょう。
アップルサイダービネガーの美白ケア
コットンにリンゴ酢を含ませて気になるシミの箇所に塗布してください。そのまま20~30分ほど置いて最後にぬるま湯でしっかり洗い流します。仕上げに美白化粧品で保湿をすればできあがり。効果が表れるまでには1か月半ほどかかりますが、1日2回このケアを続けると徐々にシミやそばかすが薄くなっていくでしょう。肌の刺激が心配な方は最初にパッチテストをして確認してください。
肌につける前に放置しておく
アップルサイダービネガーの酢独特のにおいが気になるとい方は、肌に塗布する前に20分ほど放置してにおいをやわらげてから使うことをオススメします。もし肌がひりひりする場合は水で薄めて使うとよいでしょう。
保湿効果が高いはちみつでシミを消す
はちみつでシミが消えるという話を聞いたことがある人は意外と多いでしょう。スキンケア商品の多くで使用されるはちみつ、一番の魅力は保湿効果が高い点で乾燥予防にもピッタリのアイテムです。
はちみつにはまず強力な殺菌作用があり皮膚の常在菌のバランスを整えニキビ予防にもよいといわれています。フルコースオキシターゼというはちみつに含まれる酵素は、空気中の酵素と結びつき過酸化水素にかわります。過酸化水素は殺菌作用が抜群で、このおかげでハチの巣はつねに無菌状態だともいわれています。
さらにシミを消す働きにメリットになるのがハチミツに含まれるポリフェノールの働き。体内の酸化を予防し活性酸素を抑制する大切な働きは、いつまでも若作りしたい人には欠かせません。はちみつはニキビ跡が色素沈着してシミになっている箇所にとても効果を発揮しますので、使い方について早速見ていきましょう。
ハニーウォーターでシミを消す
化粧水は肌の水分補給として大切なステップ、しかし肌の状態によって保水力が低いと水分はすぐに蒸発してしまいます。年齢肌のシミを消す方法としてオススメなのがハニーウォーター、水100mlにはちみつ小さじ2杯とビタミンCを耳かき1杯ほど入れて化粧水として使用します。作った化粧水は冷蔵庫で保管してなるべく早く使い切りましょう。
砂糖のかわりにはちみつを使う
糖質は肌の糖化を招く原因、白い砂糖を使いすぎると肥満原因にもなりますので、シミを消すときには普段の食生活のなかでも砂糖でなくはちみつを使い、体の中からもアプローチしてください。
アーモンドオイルで肌に栄養補給でシミの予防と改善
シミを消すケアが必要になるのは40代以降の年齢肌が多いでしょう。なんとかしたいと思いつつも、最適なケアをせずに時間が経つとシミは紫外線や生活習慣などによりどんどん濃くなるばかり。年齢とともに働きが衰える肌は美白化粧品を使ってもすぐに効果は実感できないでしょう。そんな場合は肌を元気にするための栄養補給が大切。通販やオーガニックストアで購入できるアーモンドオイルは美白ケアにとても活躍するアイテムとして注目されています。
アーモンドなどのナッツ類は抗酸化作用があるのでアンチエイジングに人気があります。美白によい理由はメラニンを作るチロシンというアミノ酸をやっつける作用で、アーモンドオイルにはチロシンの働きを抑制しシミの予防と改善に効果があります。それ以外にも皮膚を柔軟にして肌の保水力をアップ、栄養補給、乾燥肌のハリ回復などの効果もあり、日焼け後の肌の炎症を抑える消炎作用もあります。シミを消す際の効果的な使用方法についてみていきましょう。
マッサージをする
アーモンドオイルは蒸しタオルで肌を温めた後、もしくは入浴中など肌の血行がよい時がマッサージのオススメタイミング。オイルを直接肌に伸ばしてくるくると優しくマッサージしてください。最後は軽く拭き取りぬるま湯で洗い流して完了です。
シミに直接つける
アーモンドオイルは様々な美肌メリットがありますので使い方もひとつだけではありません。シミを消すときは直接シミにオイルを塗布することもよいでしょう。オイルは酸化すると質が劣化しますが、アーモンドオイルは普通のオイルと違い酸化しにくい点も魅力。しかし長期間開封されたままのオイルは肌に合わない場合もあるのでご注意くださいね。
まとめ
- ビタミンC・クエン酸を含むレモンは美白効果抜群!ただし紫外線に注意。
- ビタミン豊富なアロエベラは美白&エイジングケアに最適。
- 乳酸を含むヨーグルトは食べるのはもちろん肌に直接塗るのも◎
- 角質除去によいフルーツ酸配合のアップルサイダービネガーはピーリング剤としてもおすすめ。
- はちみつに含まれるポリフェノールはニキビ跡のシミにも効果あり。
- アーモンドオイルはシミの予防と改善に効果。マッサージオイルとして使うのもよい。
シミを消すには刺激の強い美白成分を使わないといけないのか不安になる人もいるでしょう。しかし食べ物を使ってスキンケアをすることも可能なので、シミ対策を楽しみながら続けるために気分転換にやってみると意外な効果が実感できるかもしれませんね。