20代の基礎化粧品選び徹底ガイド・今から賢くアンチエイジング
20代の基礎化粧品選びはどうしたらいいのかわからないという方。とりあえず化粧水と乳液だけのスキンケアを続ける人もいるかもしれません。20代は年齢肌にはない肌トラブルも様々あり、上手に肌に合わせた基礎化粧品を使わないと肌の老化を早めてしまうこともあるのです。
この年代は美しい肌を維持すること、そして徐々訪れる肌の老化を意識したスキンケアも大切です。将来差をつけるなら20代の基礎化粧品選びはとても重要なポイントになるでしょう。
そこで早速ですが、肌を健康に維持するために意識したい、20代の基礎化粧品選びで大切な点をご説明したいと思います。
基礎化粧品の役割を正しく理解しよう
基礎化粧品の使い方はなんとなく理解している程度だと、正しく効果が引き出せない場合もあります。20代の基礎化粧品は美肌を維持するためだけでなく、それぞれの肌トラブルに合わせて選ぶことも大切なのです。ではスキンケアの基礎知識として知っておきたい、基礎化粧品の役割について詳しく見ていきましょう。
化粧水と乳液
毎日使う化粧水、主な働きは肌の水分補給。水分不足になると皮脂バランスが崩れふきでものの原因になりますが、さらに新陳代謝も低下するため肌の働きが不安定になります。乳液は化粧水で水分を補った後に油成分で肌に膜を張る意味があり、乾燥肌や敏感肌はとくに大切です。
美容液
肌の調子を整える役割があり20代のスキンケアでは使用しない方もいるかもしれません。美容液には高濃度の美容成分や美白、保湿に特化した有効な成分が配合され目元用、美白用などの目的別になっているものもあります。
クリーム
乳液と同様に油成分が多いクリームは水分を保護するための役割があります。乳液のほうがさらっとした使用感がありますが、クリームはさらに成分を閉じ込める働きがあるので乾燥しやすい季節にオススメです。
パックやマスク
毎日使用はしませんが、肌が疲れたときのケア、美容成分をプラスしたい時に定期的に使用します。
日焼け止め
近年は日焼け止めも基礎化粧品の一部になるほど、シミやそばかす対策で毎日使っている方が増えています。日焼け止めにはクリーム、ジェル、乳液などの種類があります。
肌質に合わせた化粧品を選ぶためにはトライアルでチェック
20代の基礎化粧品選び、効果よりも大切なのは肌との相性。ラベルや宣伝だけを見て選ぶと失敗する場合がありますので、できればトライアルで肌チェックをして比較するとよいでしょう。化粧品のトライアルセットを使う時は次のポイントを判断してください。
刺激
化粧品には人口香料や保存料、鉱物油など肌の刺激成分が使用されていることがあります。ヒリヒリ感が残る場合などは肌に負担がかかっているサインです。
保湿効果
どんなブランドの基礎化粧品でも、ほとんどの場合保湿成分が使用されています。肌環境を整えるためには乾燥対策が重要なポイントになりますので、必ず保湿効果についてもチェックしてください。
朝の肌がピンと張るか、しっとり効果が一日続くか、メイクのノリがよいかなど、あらゆる角度から確認しましょう。
コスパ
トライアルセットは特価で販売されているので、値段が高い化粧品を安く使えるチャンスです。しかし初回のみの特典のため本体を購入する際には定価をチェックしてコスパ面も確認しないといけません。
使用量を守って使う
トライアルセットは5日間や1週間など期間が短く設定されています。せっかくなのでちびちび使って長持ちさせようとする人もいるでしょう。トライアルセットの期間は目安ですが、必ずメーカー推奨の使用量を守って使ってください。少なすぎる、多すぎるなど量が間違ってしまうと正しく効果が実感できない場合もあります。
20代の肌が喜ぶ化粧水選びのポイント
化粧水は20代の基礎化粧品アイテムのなかでも毎日使うもの、使用量も多くそれだけ肌環境を左右するほど大切な存在です。化粧水といっても様々なメーカーから販売され値段もぴんきり。では20代の肌によい化粧水はどうやって選ぶとよいか、次のコツを参考にしてください。
肌環境に合わせる
20代の肌は脂性肌、乾燥肌、混合肌など様々なパターンがあります。化粧水を選ぶ時はまず自分の肌タイプに一番合うものを選ぶこと。また皮脂分泌が盛んな人も多いので、油分の配合量については正しく判断してください。
水分はできるだけ多く与えること、化粧水の浸透性もそろそろ気にする年代です。
20代の肌にオススメの保湿成分
まだ若いから大丈夫と油断すると20代後半になってから一気に老化が進行します。25歳を過ぎると減少するものはセラミド、ヒアルロン酸、コラーゲンなどの美容成分。加齢とともに少なくなるこれらの成分は化粧水で毎日しっかり補っていきましょう。
使用感
化粧水は基礎化粧品で欠かせないアイテム、メイク前に肌を整えることや寝る前のお手入れなどあらゆる場面で使っています。そのため化粧水は使用感にもこだわりたいところ、季節によってしっとり効果をアップさせる、夏はさっぱりタイプにするなど、快適なスキンケアのために使用感もチェックしておきましょう。
化粧品ライン使いするメリットとデメリット
化粧品ライン使いしたほうがいいのかどうか、20代の基礎化粧品選びで迷う点だと思います。そこでライン使いするメリットとデメリットについて理解し、自分に合ったスキンケアをスタートしてください。
メリット
ライン使いのメリットは配合成分の相乗効果が期待できる点。たとえば化粧水の水性成分、乳液の油性成分が同一ブランドならバランスよく肌に補えます。また化粧品ライン使いはメーカーによって割引制度があるなど、お得に購入できる可能性もあるのでとくに値段が高い化粧品はライン使いするメリットがコスト的にも魅力になることも。
色々な化粧品メーカーから販売されているアイテム、たくさん揃えると化粧台周辺が乱雑に見えることがありませんか。その点ライン使いするとすっきり見えることもメリットと言えるでしょう。
デメリット
ライン使いするデメリットはまずコスト面があります。セット購入すると安くなるといいうブランドばかりではありませんから、すべて同じブランドで統一するとコストがかかる不安があります。またライン使いはアイテムの減り方が違うのでそのたび購入しないといけない手間もあるでしょう。
デメリットに感じる部分は皆さん多少異なりますが、化粧品を変えたい時に一式すべて買いなおすことも頭に入れておかないといけません。いつまでも使い続けるはめになり、新しい商品との出会いを逃してしまうなんて可能性もあります。
プチプラでも大丈夫?スキンケアで上手にプラスするコツ
プチプラコスメ人気が止まらない近年、皆さんもひとつぐらいはプチプラを持っているかもしれません。安くても優秀なこれらのコスメはお財布に優しいことが最大の魅力。しかし注意しないと肌荒れ原因になる可能性もありますので、上手に選び正しく使うことが必要です。そこで20代の基礎化粧品に上手にプラスコツについてみていきたいと思います。
ベース化粧品はプチプラにしない
基礎化粧品の化粧水や乳液などは肌の密着時間が長く、プチプラコスメだと刺激成分が使用されている場合もあります。一番肌に合わないリスクが高いものなので、まずはベース関連になるアイテムは避けましょう。
メイク関連を使う
肌荒れがさほど心配ないマスカラやアイライナーなど、プチプラならたっぷり使えるので便利。メイク関連のアイテムならもし発色が悪い時やメイク崩れしやすいなどのトラブルがあっても、安いので買いなおせる魅力があります。
マスカラの下地など100円ショップアイテムが活躍しているものが色々ありますので、早速チェックしてみましょう。
フェイスパウダーやファンデーション
プチプラでも使い方次第で綺麗に仕上がるのがファンデーション関連グッズ。フェイスパウダーは大手のメーカーで購入すると数千円は軽くするアイテムですが、プチプラなら1000円以下でも購入できます。欲しいけど高いから買えないというプラスアイテムは、プチプラコスメでトライするのも方法です。
20代の肌トラブルで多い大人ニキビ対策について
20代の肌は皮脂分泌が不安定で大人ニキビで悩まされる人も少なくありません。大人ニキビは正しく改善しないとニキビ跡が残り将来的にシミになることも。ではどのような点を意識して大人ニキビケアをするとよいか、次のポイントを参考にしてください。
ニキビ専用コスメを使う時の注意
20代のスキンケアでよく使用される大人ニキビ用のコスメ。アゴやフェイスラインにできる厄介な肌トラブルは、皮脂コントロールがカギを握っています。しかし思春期と同じニキビ対策をすると皮脂がなくなり逆に乾燥肌になってしまうため、大人ニキビは保湿を重点的に行ってください。
また年齢とともに肌がデリケートになりますので、アルコール成分などの刺激に注意して肌に優しく使えるニキビコスメを選ぶことが大切です。
ホルモンバランスを整える
大人ニキビは複雑な要因がいくつも重なります。20代は生活習慣が原因で肌トラブルになるケースが多く、とくにホルモンバランスの乱れは要注意です。ストレスが溜まりやすい、睡眠不足等は蓄積されると生理不順などのトラブルにもつながるでしょう。20代はホルモンバランスを整えるため、規則正しい生活や美肌に良いビタミン類などの栄養補給なども意識してください。
クレンジングと洗顔
古い角質やメイクの残り、皮脂などが毛穴に詰まると角栓になり毛穴汚れが目立ちます。毎日のクレンジングと洗顔は大人ニキビ予防の基礎、しかし洗いすぎは肌の潤いや皮脂がなくなる原因なので、保湿効果の高いクレイ成分で肌の汚れをとることもよいでしょう。
まとめ
- 基礎化粧品はそれぞれの役割を正しく理解して使うことがポイント。
- 肌質に合わせた化粧品を選ぶためには刺激や使用感などをトライアルでチェック!
- 毎日使う化粧水は、肌タイプに合ったものを浸透性・保湿力重視で選ぶのがおすすめ。
- ライン使いするかどうかは、メリット・デメリットの両方を考えて総合的に判断しよう。
- プチプラコスメは基礎化粧品は避け、メイク関連を使うのが◎
- 大人ニキビ対策は皮脂のコントロールがカギ。保湿を重視したケアを。
20代の基礎化粧品は長い目で考えると、ちょっと早めのアンチエイジングともいえますね。スキンケアは20代からの積み重ね、40代、50代で差をつけるためには基礎化粧品がとても大事なのです。