50代の脂性肌のスキンケアに!BBクリームの魅力を大解剖
50代の脂性肌のスキンケアがワンステップできるBBクリーム、マルチタスクをこなす機能的なアイテムは便利なだけが年齢肌に好まれているわけではありません。50代になると化粧品の種類が徐々に増え、ドラッグストアやデパートの化粧品売り場などついうろうろしたくなりませんか。
1930年代に欧米で登場したファンデーション、70年代になるとリキッドファンデーションが人気に。1990年になるとマット感のあるパウダータイプが登場するなどコスメ業界は世界各地で常に進化をしています。
そんな競争の激しいなかで登場したのがBBクリーム、何種類も化粧品を並べてスキンケアをする人がいつのまにかたったひとつのBBクリームに。50代の脂性肌にはあらゆるメリットを与えてくれる優れものです。
年齢肌に苦手な摩擦が減るメリット
50代はどの肌質もバリア機能が加齢のために弱くなっているので、外部の刺激にとても敏感です。スキンケアで無意識に肌に与える力は皮膚を摩擦してさらにバリア機能を低下させる要因。パッティング後に肌が赤くなるような症状は肌が悲鳴を上げているのと同じことなのです。化粧水、乳液、美容液… いくつ肌につけても安心できない年齢肌。しかしこの間に肌には何十回という摩擦が加わっています。
それを解消できるのがBBクリーム。チューブから取り出して指先で顔に何か所が置くだけ、やさしく伸ばしてメイクまで完了です。BBクリームはドイツで開発されたといわれるオールインワン化粧品で、美容液や保湿クリーム、ベース、ファンデーション、日焼け止めまでひとつでこなしてくれます。
オールインワンジェルをスキンケアで使っている方もいると思いますが、さらにファンデーションをプラスしたものがBBクリームです。あらゆる作業をわずかな量でこなす機能アイテム、50代の年齢肌をデリケートにお手入れするためにぜひ活用しましょう。
50代の方に肌の透明感をアップするBBクリームの効果が人気
BBクリームは「Blemish Balm(肌の傷を修復)」という言葉からできた名前で、オリジナルのBBクリームは手術後の傷跡を回復するために使われたという話も残っています。50代の肌はターンオーバーが乱れ古い角質が表面に残りやすいことから、肌のくすみが悪化する年代です。BBクリームは厚塗りするファンデーションのような不自然さがなく、艶出し効果があるため年齢肌のくすみ対策にもメリット。また紫外線のダメージでできたシミやまだらな肌のスポットにも効果があり、陶器のような滑らかな肌に見せることが可能です。
もしシミやくすみが気になる場合は次のポイントを生かして上手にカバーしましょう。
シミやくすみを上手にカバーするコツ
- 濃いシミはコンシーラーであらかじめカバーしておく
- くすみが気になる部分は薄くBBクリームを重ね塗りする
- 美白効果のあるBBクリームを使う
アンチエイジングがワンステップでできる魅力
50代の脂性肌はあれこれ化粧品をつけると肌のべたつきがさらに悪化します。でもなにもつけないで一日を過ごすのはもっと危険、さらっと快適にできるアンチエイジングならBBクリームがオススメです。BBクリームといっても種類は色々ありますので、50代のスキンケアで使う場合にはペプチドやビタミンE配合など抗酸化作用が高いタイプを使ってください。
BBクリームも通常の化粧品と同じように使ってすぐに効果が表れるものではありませんので、長期間使い続けて効果を実感してください。アンチエイジング用のものを使えば、次のような効果が期待できるでしょう。
アンチエイジング用BBクリームの効果
- 肌のハリ回復
- ツヤアップ
- 乾燥予防
- たるみ改善
- シワ予防
乾燥を防ぎ皮脂コントロールができる
年齢肌なのに肌のテカリやべたつきが気になるのは、皮脂バランスが崩れるなにかしらの原因があるためです。睡眠不足、肌に合わない化粧品、ストレス、食生活など、あらゆることを振り返り脂性肌の根本的な原因を考えてみましょう。原因のなかでも多いのが保湿不足により皮脂が過剰に分泌されてしまうこと。脂性肌だからといって肌になにもつけないのは水分が逃げる要因になりますので、ワンステップでできるBBクリームは手軽な保湿ケアとしてオススメです。
化粧水やクリームなどの機能があるBBクリーム、乾燥を防ぎメイクまでできるのでホルモン分泌が減る50代の肌にはとても手軽で安心。べたつきを避けて少量の化粧水だけを使っても、逆に皮脂が多く分泌されることもよくあります。乾燥は老化を早める原因、しっかり保湿ができるBBクリームは50代の肌を若く維持するためにもメリットなのです。
オイルフリーのスキンケアができる
アンチエイジングはとにかく保湿、そうあちこちで言われているけど脂性肌は肌にべたべたつけるのは抵抗があります。とくに乳液やクリームなどの油成分はメイク崩れの原因になり、肌のテカリがさらに悪化する不安もあるでしょう。だからこそオイルフリーのスキンケアができるBBクリームが脂性肌にはとてもオススメなのです。
オイルフリータイプや鉱物油フリータイプならさらっとした上がりで、テカリが気になる脂性肌でもOK。ワンステップなのであれこれ肌に重ね付けする必要もありませんので、気が付いたら肌がべとべとになることもないでしょう。しかし油成分は水分の蒸発を防ぐ働きもあるので脂性肌を改善するためには、寝ている間の乾燥対策としてクリームや乳液などは使用したほうが安心です。
目的に合わせたCCクリームの魅力
BBクリームと似たような名前のCCクリーム、この二つの違いですがBBクリームをさらに濃厚にしたものがCCクリームで、使い方は同じくオールインワンベースのメイク商品です。50代になるとシミやくすみなどのカバーはメイクで欠かせないポイントになり、ついファンデーションやコンシーラーを塗りすぎて逆にまだらになったなんて経験もあるでしょう。
CCクリームはすっぴんのような仕上がりでしかも全体的なカバー力が抜群。肌のトーンを明るくして肌の補正効果をする機能があるため、シミなどの目立つ悩み対策に使うことをオススメします。またCCクリームはスキンケア効果が高いのでインナードライのような脂性肌対策にも良いでしょう。BBクリームとCCクリームをシーンごとに使い分けていくこともスキンケアのコツになります。
脂性肌にあうBBクリームの選び方ポイント
50代の脂性肌のスキンケアに使いたいBBクリームはまずオイルフリーでさっぱり使えることがポイントです。そしてUV対策もアンチエイジングには大事なことなので、日焼け止め効果があるものを選んでください。たとえば夏に使う場合は汗で流れないウォータープルーフタイプ、冬はコラーゲン入りなど乾燥対策を意識するなど、季節ごとに選んでも良いでしょう。
購入する際はできればサンプルを使ってチェックをすること、またレビューを確認しておくことも大切です。BBクリームの使い方は洗顔後の肌にそのままつけるだけ。インナードライの脂性肌の場合は化粧水で肌を整えてからBBクリームで仕上げることもオススメです。また洗顔時は必ずクレンジング剤を使って毛穴の詰まりを防ぐこと、夜は通常のスキンケアで化粧水や乳液、美容液で保湿をしましょう。
まとめ
- 美容液や保湿クリーム、ベース、ファンデーション、日焼け止めまでひとつでこなすBBクリームは、摩擦が減るので年齢肌にメリット。
- BBクリームは自然な感じでシミやくすみをカバーでき、肌の透明感をアップできる。
- BBクリームはアンチエイジングがワンステップでできるのが魅力。
- 乾燥は肌老化を早める原因。しっかり保湿できるBBクリームはアンチエイジングにメリット大。
- オイルフリータイプのBBクリームは、脂性肌のスキンケアに特におすすめ。
- よりカバー力を求めるならCCクリームを選ぶのもひとつの方法。インナードライの脂性肌対策にもよい。
- 脂性肌にはオイルフリーでさっぱり使えるタイプ、日焼け止め効果のあるBBクリームがおすすめ。
幅広い年代に人気があるBBクリーム、50代の脂性肌のスキンケアにも大変使いやすいため、普段のお肌のお手入れにひとつ加えてみてはいかがですか。