肌に元気がなくて困っています!こんな時はなにをすべきでしょうか?
30代子育て中の主婦です。肌に元気がなくて困っています、原因はストレスだと思うのですがこんな時のお手入れのコツが知りたいです。
ストレスは自律神経を不安定にするのでホルモン分泌や皮脂腺の働きも乱れてしまいます。一番良いのはストレスを原因から改善することですが、こんな場合はスキンケアで負担を感じないようにリラックスすることも大切です。
たとえばゆっくりお風呂に入りながらマッサージしたり、好きな音楽を聴きながらお手入れするなど。スキンケアを至福の時間に変えると体のなかからリラックスでき肌の働きも活性化されます。乾燥予防の保湿ケアとして睡眠時間をたっぷりとることも大切です。
ストレス肌を元気にするアロマの効果!不調改善する方法
ふきでものや肌のかさつきがあるとそれだけでもストレスになり、悪いサイクルをどこかでストップしないといけません。心配事があると夜も寝つきが悪く食欲不振になることもあり、肌に悪い環境がどんどん整ってしまいます。しかしご安心ください。肌に元気がなくて困っている方、ストレスを解消しながら同時にスキンケアからも肌を元気にさせる方法がありますので、ゆっくり時間をかけて解決していきましょう。
ストレスが肌に与えるダメージについて
心配事や悩み事があると肌荒れになったりふきでものができるなど、肌の状態が悪くなります。ストレスが肌環境を悪くするのは何となく、ではなくれっきとした理由があるからなのです。ストレスにより肌に元気がなくなるのは、「ストレスホルモン」の働きによること。副腎皮質ホルモンとも呼ばれるこのホルモンはストレスを感じた時に脳内で分泌されます。
このホルモンが作りだされると人間の体では免疫力が低下、肌のバリア機能が低下するなど、その結果肌の元気がなくなる症状へつながります。たとえば人間関係の悩み、恋愛の悩み、健康やお金のことなど、ちょっとした生活の変化などが人によってはとても負担のあるストレスに感じてしまうでしょう。こんな生活環境が長引くと肌環境が悪化し、ストレス肌へなってしまうのです。
アロマをスキンケアに取り入れる方法
アロマセラピー、アロマの香水など香りの効果がとても話題になり、アロマを使った商品も近年増えています。アロマは香りの作用で美容や健康にメリットをもたらすもの、肌に元気がないストレス肌もアロマでリラックスさせると肌の働きが活性化できるのです。アロマオイルは使い方を間違えてしまうと刺激が強い種類もありますので注意が必要。ストレス肌の改善で使う場合は自分の肌に合うものを選ぶことがまず基本です。
スキンケア商品でもアロマエッセンスを配合したとても素敵な香りのアイテムが色々あり、リラックスしながらスキンケアする良い方法として注目されてます。ではスキンケアでアロマを取り入れる方法についていくつかのポイントをご紹介しましょう。
化粧水に混ぜて使う
アロマエッセンシャルオイルは原液のままでは刺激が強いため、基本的にはキャリアオイルで希釈して使用しますが化粧水に原液を入れてもOK。割合の目安は100mlの化粧水に対してアロマオイル5~10滴ほどがオススメです。使用する際は化粧水のボトルをよく振りいつも通りのお手入れをしてください。
マッサージクリームに入れる
化粧水と同様にマッサージクリームにアロマオイルをプラスてして使うと、香りの癒しでとてもリラックスしたスキンケアができます。オイルを1滴、もしくは希釈したオイルをマッサージするごとに混ぜて使いましょう。
アロマバスで肌の疲労回復をしよう
アロマは生活のあらゆるシーンで活用され、リラックスしたい時には必要不可欠なアイテムになってきました。とくに入浴時は肌の元気がない時にもリラックス作用が高く体内の老廃物を排出して肌環境をリセットしてくれます。アロマを使ったアロマバスは美容だけでなく快眠にも効果がありますし、健康維持としても定期的に続けたいことです。ではアロマバスの基本的なやり方についてご説明しましょう。
お湯の温度に注意
アロマバスはより香りの効果を高めるために、リラックスしやすいぬるま湯、38度前後がオススメです。ゆっくり浸かり香りを深く吸い込みながら体をリラックスさせてください。長時間アロマバスをエンジョイするなら半身浴がオススメ、心臓の負担を減らしみぞおち辺りの高さまでお湯に浸かり30分ほど入りましょう。
オイルは5滴を目安に入れる
お湯にアロマオイルを5滴を目安に入れてよくかき混ぜて入浴してください。オイルの量が多すぎるとヒリヒリするなど副作用がでる場合もありますので、複数の違う種類をブレンドする場合も合計で5滴までを限度にしてください。
取扱いに注意
アロマは揮発しやすいオイルで、湿気にも大変弱い特性があります。アロマバスにする際、ボトルの取り扱いに注意して濡れた手で触らないようにしてください。また保管場所はなるべく直射日光が当たらないところがオイルの劣化を防ぐために安心です。
夜のスキンケアはアロマの香りもプラスしよう
肌に元気がなくて困っていますという方は、夜のスキンケアで快適なリラックス時間を作ってみませんか。夜はクレンジングと洗顔、そして保湿ケア、基本的なお手入れは毎日無意識に繰り返していると思いますが、仕方なく続けるよりもちょっとだけ楽しみを増やすことも肌に活力を取り戻すコツになります。アロマを使った夜のスキンケアでは次のポイントをぜひトライしてみましょう。
アロマディフューザーを使う
夜は時間をかけてたっぷりお肌のお手入れができるので、朝のように慌ただしく手抜きしなくても大丈夫。アロマディフューザーを使い室内にアロマの香りを充満させましょう。アロマの香りの分子が空気中に混ざり、呼吸するたびに芳香分子が体内に入ります。すると肺胞の毛細血管からアロマ成分が吸収されて血液と一緒に全身に運ばれる仕組みになっています。体のなかからリラックスして肌を整えるためには室内の香りをアロマで統一すると良いでしょう。
アロマの蒸しタオル
水にアロマオイルを垂らしタオルを濡らして電子レンジでチン。香りのよい蒸しタオルを洗顔後の肌に乗せて5分ほどリラックスしてください。肌の血液が循環になり毛穴も開きスキンケアがやりやすくなります。蒸しタオルの後はパックやマッサージでスペシャルケアをしてください。
美肌効果がアップするアロマを使った快眠方法
肌に元気がなくて困っている時はスキンケアの効果をさらに引き出すために、質の高い睡眠をとることが必要です。ストレス肌は睡眠不足になると起こりやすく、悪い生活習慣が続くとお肌のお手入れを頑張っても効果が実感できないでしょう。そこで肌の疲労回復によいアロマを使った快眠方法についてみていきたいと思います。以下のポイントを意識して寝る前の準備をしてください。
枕カバーに香りをスプレー
アロマの香りをより近くに感じるためには枕カバーにアロマをスプレーしておきましょう。夜中に目が覚めた時、寝付けない時などにもアロマの香りが顔のそばにあるとホッとします。
アロマキャンドルを使う
就寝1時間前になったら寝室内でアロマキャンドルを使い香りを整えましょう。冬は加湿器にアロマオイルを数的入れて使うこともできますので、加湿器の使い方を確認してトライしてください。キャンドルは寝る前に必ず消して火事にならないように注意しましょう。
ストレス肌を整えるオススメのアロマの種類
元気がないストレス肌は乾燥やニキビ、くすみ、ハリがないなどあらゆる症状が起こります。根本的なストレスを改善して疲れた肌を回復することが一番の改善策、そんな時にアロマの香りがあると一層リラックスして肌環境が整いやすくなります。ではどんな種類がよいか、ストレス肌にピッタリのアロマをご紹介します。
ラベンダー
皮脂のバランスを整えカサカサなどの症状をおさえます。
カモミール
不眠症改善にもよい働きがあり寝ている間の肌の新陳代謝をサポートしてくれます。
ローズ
ローズは女性ホルモンの働きを活性化するので生理前後の不安定な時期にオススメです。
ベルガモット
殺菌作用、抗真菌作用があるので肌の常在菌を整える時に良いでしょう。ストレスで肌環境が不安定になると菌のバランスもくずれやすくなります。
ネロリ
女性ホルモンを整え体の免疫作用を高める働きがあります。ストレスで弱くなった肌を強化するときによいでしょう。
ジャスミン
鎮静作用が高いのでストレスで眠れない時にオススメです。ホルモンを整える作用もあるのでイライラしている時にもよいでしょう。
まとめ
- ストレスを解消しながら肌を元気にする方法がある。
- ストレスを感じると脳内で副腎皮質ホルモンが分泌され、肌のバリア機能が低下する。
- アロマオイルを化粧水・クリームなどのアイテムにプラスすると、香りの効果でリラックスしながらスキンケアできる。
- アロマバスは美容だけでなく快眠にも効果が期待できる。
- 夜のスキンケアにアロマの香りをプラス。ディフューザーや蒸しタオルがおすすめ。
- アロマを使って睡眠の質を高めることは肌の疲労回復に効果的。
- ストレス肌を整えるには、ラベンダー・カモミール・ローズ・ネロリ・ジャスミンなどがおすすめ。
肌に元気がない時はストレス解消も美肌ケアに加えるべきことのひとつですね。アロマの香りで包まれた生活は肌も元気に回復し輝きを取り戻してくれるでしょう。早速お好みのアロマオイルを使って香りをエンジョイしてくださいね。