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【肌のキメが粗いことが悩みです】このままだと将来どうなりますか?

鏡に近づいて見ると肌のキメが粗いので心配です。目立つほかの肌トラブルはありませんが、肌のキメが粗いままだとこの先どうなりますか。

日本人の肌はキメが細かくて綺麗だとよく言われますが、肌のキメが粗いという状態は肌トラブルサインです。まず考えられるのが乾燥、肌がかさつくとキメが粗くなりハリ不足になります。

キメが粗い状態をそのままにしておくと、皮脂腺の働きが不安定になることやターンオーバーが乱れてシワやシワ、たるみなどの肌の老化が進行する原因になります。キメを整えるのは美肌にするだけでなく、肌機能を安定させるためのシグナルとして正しく対処しないといけません。

 

肌のキメが粗い!綺麗な肌といわれるための改善ステップ

肌が綺麗ですね、と言われるためには肌のキメが粗いトラブルを改善しないといけませんが、ではなにをしたらいいのかわからないという人がほとんどではないでしょうか。ニキビやシミなどのようにはっきり自覚できる肌トラブルならアプローチしやすいのですが、肌のキメが粗いかどうか判断基準は難しいところです。そもそも肌のキメとは何か、美肌とキメの関係について、肌の仕組みからまずは知っておきましょう。

綺麗な肌はキメが細かいことがポイント、間違ったケアで肌環境を悪くさせている場合もありますので、肌のキメにターゲットを絞り美肌ケアを行うコツをお伝えしたいと思います。

肌のキメが整うと綺麗に見える理由

綺麗な肌に共通するのは整ったキメの細かい肌、なぜ美肌に見えるのかというと光の反射加減が整うためなのです。肌のキメが正しい状態は光の反射方向がそろっているため、表面が滑らかに見え透明感がある印象を与えるでしょう。光が反射すると毛穴の開きや汚れも目立たなくなる効果がありますので、キメが整っている肌ほど美しく見える条件が揃います。

よくキメが整った肌を「陶器のよう」と表現することがありますが、陶器の表面はつるっとして全体的に均等な輝きがあります。肌のキメが粗いと光の反射が不均等になり肌がでこぼこに見える作用があるのです。ではキメが整っている肌の仕組みについて次のポイントを理解しておきましょう。

キメとは

肌のキメが粗いとか整っているとかよくわからないという人もいるでしょう。そんな場合は手の甲を見てください。表面に細かい線のようなシワ、この網目状になっている溝を「皮溝」と呼びます。皮溝に囲まれた三角や四角の形を「皮丘」と呼びさらに毛穴が加わった状態で構成されたものが「肌のキメ」です。

キメが細かい状態とは

キメが整い細かい状態は皮溝や皮丘が小さいこと、規則的に並び整っている状態でこれが美肌といわれる理想的な肌のキメです。皮脂量と水分量のバランスが整い皮膚丘がふっくらしている状態がキメが整っていること、逆に皮膚溝が浅く広がっていると溝の線がはっきりわかり見た目も触感もごわついた肌になり、キメが粗いと呼ばれる状態になります。

肌のキメが粗いのは乾燥が原因

乾燥は肌にあらゆるトラブルを招く原因、肌のキメが粗いのも乾燥によることが大半です。肌は常に乾燥しやすい状況にあり季節を問わず室内はクーラーやヒーターなどの空調により空気が乾燥する状態。自然の風や湿度は適度に汗をかくため体の水分が調整され、肌には一番負担が少ない環境といえるでしょう。

肌がしっとりしている時は皮丘が水分を含みふっくらしています。乾燥すると皮丘がしぼみ溝が目立つようになり、悪化するとひび割れで肌荒れ状態に。さらに乾燥が進むと皮脂の分泌量が過剰になるため、ニキビやふきでものができやすい肌環境になってしまいます。次の症状がある場合は肌の乾燥が進んでいるサインなのでご注意ください。

毛穴の汚れ

毛穴の黒ずみが目立つのは皮脂が多く分泌されていることや古い角質が蓄積されているサイン、これは乾燥により皮脂分泌が乱れているためです。

にきび

インナードライ肌は乾燥肌なのに表面上はオイリー肌に見える状態。内部の水分と油分のバランスが崩れ乾燥を防ぐために余分に皮脂が分泌されている肌環境があります。

肌のくすみ

肌が乾燥すると外的刺激から守るために角質層が厚くなりゴワっとした手触りになることがあります。すると肌がグレーっぽく変色しくすみが目立つ場合もあるでしょう。

紫外線対策をしないと角質層にダメージが増える

紫外線を浴びると肌のバリア機能が低下してさらにダメージを受けやすくなってしまいます。紫外線により体内で活性酸素が発生すると肌細胞の働きが低下してあらゆるトラブル原因を招いてしまうでしょう。でも紫外線で肌がどこまでダメージを受けているか判断するのは難しいところ。かさつきが目立つほどの状態はかなり肌が弱くなっているサインです。

またギラギラした太陽に当たらなくても紫外線のダメージを受けているため定期的に肌チェックをしてください。方法は腕の外側と内側を見比べて、紫外線が当たりにくいつるつるの内側の皮膚との差をチェックしましょう。では紫外線を浴びるとどのような肌の負担が増えるか、次のポイントをご説明したいと思います。

ターンオーバーの乱れ

活性酸素が増えると肌の新陳代謝が低下して新しい角質層の生成が鈍くなります。肌のキメが粗いのはターンオーバーが乱れていることも原因です。

老化症状

シミやシワ、たるみなどの老化症状が目立ち始めます。紫外線は肌のコラーゲンやセラミドなどを破壊するため内側からもダメージを与えています。

乾燥

紫外線は肌の潤い機能を壊し乾燥しやすい状態にしてしまいます。表面がゴワつくと肌のキメが粗い状態で、普段から紫外線対策をしないとシワが増える原因にもなります。

生活習慣で肌のキメが粗くなる理由について

食生活や運動、ストレス改善などあらゆる生活習慣が肌のキメを粗い状態に変えてしまいます。とくに注意したいのはホルモンバランス。整えるためには睡眠の質がなによりも重要といえるでしょう。

深夜は成長ホルモンが活発に分泌されていますので、肌細胞の生成が促進されキメを整える大切な時間。睡眠不足や深夜まで起きている生活は良質な睡眠がとれないためホルモンバランスを崩すデメリットもあります。ホルモンの働きは肌環境に関係していますので、ターンオーバーが乱れ肌のキメが悪くなる原因。さらに次の生活習慣も意識して美肌生活を心がけてください。

運動

運動不足は血液の循環が悪くなる原因で手足や顔など体の端に血液が十分に行き届かなくなります。定期的な運動習慣やちょっとした生活パターンを変えてエレベーターを使わずに階段にするなど、積極的に運動量を増やしてください。

栄養

綺麗な肌をキープするためには栄養が欠かせませんが、毎日バランスの整った食事をするのは難しいかもしれません。美肌によい食生活のコツは主食・主菜・副菜の3点を必ずとること。脂質や糖質の過剰摂取を避けて心配な場合はサプリメントでビタミン類などは補足するとよいでしょう。

間違った摩擦が肌のキメを一層粗くする

無意識の間に繰り返している肌の摩擦、たとえばごしごし洗顔やタオルでこするように顔を拭くなど、ちょっとした時間でも毎日続けばかなりのダメージになってしまいます。肌には自然な防御機能である「バリア機能」が備わっていますが、バリア機能が弱くなるのは外部からの刺激。とくに摩擦は過剰な力が加わりバリア機能を簡単に衰えてさせてしまいます。

肌のキメが粗い原因となる肌の摩擦について、次の注意点を意識して改善しましょう。

洗顔

肌が濡れた状態で摩擦するのはバリア機能が弱くなる原因で、毎日繰り返す作業なので最もダメージが多いともいえるでしょう。洗顔時は手指で肌をこすらず、石鹸の泡を使いクッションがわりにしてください。こするのではなく泡を肌に押し付けるイメージ、そしてすすぎも同様に顔に水をあてるようにしてゴシゴシこするのは避けてください。

マッサージ

肌のキメが粗いのは乾燥しているサイン。マッサージやパックを定期的に行うと肌のキメが整う効果がありますが、この時も無理な摩擦を加えないように注意してください。マッサージは毎日でなく週に2回ぐらいにすること、乾燥している時やヒリヒリする場合は無理なマッサージは避けてください。

肌のキメを整えるお手入れポイント

肌のキメが粗い時はお手入れのポイントにうまくターゲットを置いて美肌ケアをしましょう。

洗顔とクレンジング

お湯の温度はぬるま湯にすること、皮脂の取りすぎを避けるためには33~34℃ぐらいが適温です。クレンジングは手早く済ませ、洗顔も摩擦しないように注意。洗顔する前は必ず手を洗い清潔な状態でスタートしてください。仕上げのタオルも清潔なものを使って軽く押さえるようにして水分を拭き取りましょう。

保湿ケア

肌のキメが粗い状態を改善するためには、角質層の奥までしっかり水分を与え肌をふっくらさせることがコツです。洗顔後は角質層に含まれている水分も一緒に蒸発してしまいますし、皮脂も減っている状態。入浴後や洗顔後はすぐに化粧水で肌をしっとりさせて乳液やクリームで水分を奥まで閉じ込めてください。

化粧水をつけて手のひらに肌が吸い付く状態になるのが理想的。キメを整えるためには化粧水の水分補給が大切なコツになります。

週1回のスペシャルケア

肌のキメを整えるには毎日のお手入れ以外にも定期的なスペシャルケアをプラスしましょう。保湿効果が高いパックは肌全体に潤いを与え肌のキメを整える効果があります。角質ケアとしてピーリングを行う方法もありますが、負担をかけやすいためどうしても行いたい場合は美容クリニックなどで相談すると安心です。

まとめ

  • キメが整っている方が肌がキレイに見えやすい。
  • キメが整っていると美肌に見えるのは、光の反射方向が揃って表面が滑らかに見え透明感がアップするため。
  • 肌のキメが粗いのは、乾燥が最大の原因。
  • 紫外線によるダメージも肌のキメが粗くなる原因となる。
  • 紫外線を浴びると肌のバリア機能が低下するだけでなく、内側からもダメージを受ける。
  • 睡眠・運動・栄養などの不足はホルモンバランスを乱し肌のキメが粗くなる大きな原因になる。
  • 洗顔やマッサージなど肌の摩擦によるダメージに注意!無理な摩擦を避けることが大切。
  • キメを整えるためには、角質層の奥までしっかり水分を与えることがポイント。パックなどスペシャルケアをプラスするのもよい。

 

肌のキメが粗いのは将来的に肌の老化や不健康な肌につながる恐れがありますね。いまやるべきことを優先して毎日のスキンケアや生活習慣など、あらゆる方法で美肌ケアを始めましょう。