40代でしわだらけの顔は手術以外で消す方法ってありますか?
40代でもうしわだらけです。目尻のちりめんじわ、ほうれい線など全部消すには手術しないとダメでしょうか。自分でできる方法があったら知りたいです。
しわは一度出来たら完全に消すことは難しいといわれています。スキンケアは年齢ごとに合わせた方法で、とくに老化を感じる40代は改善策と一緒に予防にも力を入れましょう。
保湿ケアが何よりもシワ予防と改善に必要なお手入れですが、シワの原因を正しく理解してアプローチすることも忘れてはいけません。美容整形のシワ取りは即効性がありますが肌への負担を考えるとまずはスキンケアで自分でできることからスタートしたほうがいいですよ。
しわは色々な原因と症状がある!自分のしわを知り正しくケア!
しわ対策はアンチエイジングのなかでもとても大切で、上手に続けないと効果がないばかりか老化が進む要因になってしまいます。目尻、おでこ、口の周辺、そして目立つほうれい線など、しわといっても種類は様々。効果的なお手入れをするにはまず自分のしわをよく理解しないといけません。ではしわの改善と予防について、種類ごとの特徴や効果的な対策方法をご紹介します。
目の下の小じわの原因と対策
目元は第一印象に影響を与える顔の部分、小じわがあると30代でも老けて見えることがあります。目の周辺は皮膚がとても薄いので水分保持力が弱く乾燥しやすい特徴があり、さらに動きが激しい部分なので水分が逃げやすいのです。
このタイプのしわは20代でもできることがあり、肌の乾燥が一番のトラブル原因。しわは表皮にでき、目の下、口の周辺などに目立ってきます。この小じわに良い対策方法は次の通りです。
水分と油分を補う
目の下の小じわはしっかり保湿ケアを続ければ改善する可能性があります。様々なしわタイプがあるので、どの種類がわからない時はまず目の下のしわを指で広げてみましょう。こうするとシワが目立たないという場合は表皮上にできたものなので、保湿でアプローチすると改善されます。
表皮にできる小じわは皮膚が薄い部分に多くできやすいため、角質層の奥からしっかり保湿しないといけません。
水分だけではすぐに蒸発しますので、化粧水をつけたあとは必ず油成分を配合した乳液やクリームなどを使いしっかり保護してください。
浸透性の高い保湿化粧品を使う
小じわは保湿でかなり目立たなくすることができますので、肌環境に合わせた保湿ケアをしてください。肌年齢が気になる30代や40代の場合は通常の化粧水よりも浸透性が高いアンチエイジング化粧品がオススメです。気になる部分に化粧水を重ねつけして、乳液で仕上げましょう。
目元や口元は年齢が表れやすい部分なので、化粧水でしっかり水分を補うためにコットンを使った化粧水パックなどもプラスしてください。アイマスク、アイクリーム、美容液などのポイント化粧品で小じわが見つかったらすぐに対処したほうが効果的です。
ほうれい線の原因と対策
ほうれい線がなくなれば見た年齢が若返り、肌の弾力やハリも同時に回復します。しかししわのなかでもほうれい線は完全に消せない厄介者で、原因が色々あるためどうやってアプローチするか判断が難しい特徴があります。ほうれい線のような大きなしわができるのは次のような原因が考えられます。
ほうれい線の原因
- ストレス
- 乾燥肌
- 睡眠不足
- 紫外線のダメージ
- 加齢
- 食生活の乱れ
これだけ色々な要因があるほうれい線、まず憶えておきたいのはほうれい線が目立つようになる頃は、肌細胞の働きが減少しているという点です。コラーゲンやセラミドなどのハリ成分が減る年齢肌、スキンケアでしっかり保湿をはじめましょう。
また頬の筋肉の衰えもたるみ原因になり、ほうれい線のしわをさらに深くする原因になっています。たるみが悪化するほど脂肪が下についてしまい、徐々に頬全体がたるんでいるように見えることも。
真皮の線維が変質・劣化することも大きなシワの原因になりますので、肌のキメを整えるケアもほうれい線予防に大切です。
コラーゲンを与える、紫外線を防ぐ、顔の動きを活発にして表情筋を活性化することも忘れずに。
表情のくせでできるしわの対策
長年同じ表情の癖があると眉間のしわ、口角のしわなど、加齢とともに深く刻まれていきます。顔には40以上もの表情筋が存在して、その筋肉の収縮により顔の表情が作られています。同じ表情は筋肉が固定されしわの深さが増す原因に。笑ったときにひだ、くぼみなどが表情じわとなり、いつも怒ったような顔、悲しい顔などマイナス的な印象を人に与えてしまいます。
ではこのようなしわによい対策方法ですが、オススメの次のポイントを意識してみましょう。
お風呂のなかでマッサージ
お風呂に入ると体の血流が活発になり筋肉も柔軟に。このタイミングは表情のくせでできてしまう深いしわを改善する絶好のタイミングです。ぬるま湯に浸かりマッサージクリームを顔全体に広げ優しくマッサージしましょう。もしくはなにもつけない状態で、気になる眉間のしわや頬のしわを外側に広げるようにマッサージしてください。
保湿効果が高いオイルパック
表皮にできるしわを正しくケアしないと深く刻まれてしまう場合がありますので、悪化させないように乾燥対策を行いましょう。オイルパックは水分を閉じ込める作用が高く眉間のしわなども周辺からしっとりさせて柔軟化できます。オイルパックは洗顔後化粧水をつけた肌に美容オイルを広げ10分ほど時間をおいて完了です。
この間に上から蒸しタオルをかけるとさらに毛穴が広がりしっとり効果が持続します。
一日3回の顔の筋トレ
1日3回の顔の筋トレはたった2分程度なので、気が付いた時に積極的に続けてください。目を大きく開き「あいうえお」を思い切り発音するように口を開きます。この顔の筋トレは血行を改善し老廃物を排出するために効果的。リンパの流れが活発になるとむくみ予防や小顔効果にもなります。
朝洗顔時はフェイスラインをすっきりさせるため、昼は血液の滞りを予防するため、夜寝る前は破損した表情筋を修復する目的があります。
ちりめんじわの原因と対策について
ちりめんじわは早期対処しないと深く刻まれさらにケアが大変になってしまいます。そもそも細かく表面にでてくるちりめんじわは体が脱水症状を起こしていることや、紫外線のダメージ、皮膚疾患の後に起こることもあります。改善するためには次の方法でアプローチしましょう。
保湿パック
皮脂分泌量が低下しているとちりめんじわができやすくなりますので、保湿効果の高いパックやマスクを定期的に行いプラスケアをしましょう。入浴中はパック効果が高くなりますのでリラックスした時間にやるとさらに効果的です。
水分補給
急激なダイエットは栄養の偏りで肌荒れを起こしちりめんじわの原因になります。またつい忘れがちなのが水分補給。体の水分が失われると肌の潤いも全体的に減りますので細かいちりめんじわができやすい環境に。大人は1日2リットルが水分補給量の目安です。もし足りないと感じた人はミネラルウォーターで補給しましょう。
まとめ
- 目の下の小じわは乾燥が原因。保湿ケアで改善する可能性大。
- ほうれい線には保湿と肌のキメを整えるケアが有効。表情筋の活性化もプラス!
- 表情もしわの原因に!解消するには入浴時のマッサージやオイルパックが効果的。
- 表面に細かく出るちりめんジワは保湿のスペシャルケアと水分補給で対処!
しわのない若い肌を取り戻すためには原因を見極めて必要なお手入れをしないといけません。どうしても加齢による肌の老化は完全にストップできませんが、実年齢よりも若く見られるような肌作りが理想ですね。そのためにもコツコツと毎日保湿をはじめとしたスキンケアが重要なので、あきらめずに頑張りましょう。