毛穴のスキンケア方法でやっていいことと悪いこと!
化粧品には油や有効成分などが含まれて、古い角質や空気中の汚れなどあらゆるものが毛穴の詰まり原因になっています。とくに油性成分は汚れを毛穴に閉じ込める性質があり、酸化して黒ずみ原因になることもあります。
こんな厄介な毛穴のスキンケアは方法次第で綺麗にすることが可能なのです。長年の間違ったスキンケアや生活習慣は一日で改善できませんが、目立つ毛穴は今日から早速最良の方法でお手入れを始めましょう。では年齢肌のトラブルのひとつ目立つ毛穴改善のスキンケア方法についてご紹介します。
毛穴のスキンケア方法は原因を理解してからアプローチしよう
毛穴の汚れはなぜ起こるのか、洗顔してもいつまでも汚く見える肌は毛穴汚れの表面が酸化しているため。しかも洗顔料では毛穴の奥から汚れが取れず、どんどん詰まりが悪化する状態なのです。まず毛穴のスキンケア方法を行う前に、原因として考えられる主な3つについて理解しておきましょう。
肌のたるみ
加齢とともに肌の弾力やハリがなくなり顔が全体が下がっていきます。肌のたるみは毛穴を開く原因になり、開いたところにさらに汚れが入る仕組みになっています。ハリ成分や美肌成分不足、また表情筋の低下によりたるみが起こりますが加齢による場合は毛穴だけにこだわらず、アンチエイジングで肌全体を活性化する必要があります。
間違った洗顔
洗顔でごしごし摩擦を加えるとバリア機能が弱くなるため、外部の刺激を受けやすくなります。毛穴の汚れが目立ち始めるとつい無理な洗顔で毛穴の中をお掃除したくなりませんか。フェイスブラシやスポンジをつかい摩擦すると肌が炎症を起こし、さらに皮脂が分泌されることに。
また洗浄力が強い洗顔せっけんは乾燥を招き皮膚を硬くするため毛穴が引き締まらなくなります。
過剰な皮脂分泌のため
皮脂は汚れを毛穴に閉じ込めて膜を張ってしまいます。皮脂バランスが崩れると大人ニキビができやすくなり、さらに肌トラブルを招いてしまうのです。皮脂が過剰に分泌されるオイリー肌タイプは元々毛穴が大きい傾向がありますので、乾燥予防を意識してしっかり保湿をしましょう。
毛穴のスキンケア方法で間違っている3つのこと
汚れが目立つ毛穴を改善する方法は色々なことが言われていますが、正しいと思って続けていたことが間違っていると症状を悪化させるだけでなく肌の老化も進んでしまいます。そこで知っておきたいのが、毛穴のスキンケア方法で間違っている3つのこと。これを覚えておけば毛穴ケアの基礎がしっかりスタートできるでしょう。
スクラブのやりすぎ
毛穴ケアに良いと言われるスクラブ入りのスキンケア商品。洗顔料やクレンジング剤などが販売されていますが、スクラブのやりすぎは乾燥を招き、角質層を無理にはがして毛穴の詰まりになる可能性があります。刺激の強いスクラブでなくソフトスクラブを使うか、肌が弱い人はまったく使用しないことをオススメします。
固形石鹸で洗顔する
洗顔専用の固形石鹸もありますが、それ以外のボディ用の固形石鹸は保湿成分があまり含まれていないため、洗浄力が目的として作られています。肌の乾燥を招き皮脂の過剰分泌が起こるため毛穴の詰まりが悪化することも。
固形石鹸で洗顔する場合は、必ず顔用のものを使うか洗顔後に保湿をしっかりしましょう。
石鹸だけでメイク落とし
夜遅く帰宅した時、クレンジングでメイクを落とすのはとても手間に感じるでしょう。だからと言って洗顔料だけでメイクを落とすのは、完全に毛穴のなかから綺麗になっていない可能性があるのでオススメではありません。最近はダブル洗顔が不要のクレンジングや石鹸などもありますが、しっかり汚れ落ちを確認して使いましょう。
毛穴を目立たなくするスキンケアのコツについて
毛穴のスキンケア方法は短時間で行うものではありませんので、普段のスキンケアから見直しする点やプラス点を考えていきましょう。まず基礎的なお肌のお手入れの流れを見ていきたいと思います。最初のクレンジングと洗顔、肌に優しく使える化粧品を選ぶこと、洗顔は必ず顔用の石鹸料を選び保湿成分が配合されているものがオススメです。
そして洗顔後の保湿は、肌のターンオーバーを活性化して古い角質層を綺麗にはがす目的があります。保湿不足を改善するだけでも毛穴の汚れが目立たなくなりますので、年齢肌には浸透性が高い化粧水をまず選んでください。そして潤いを閉じ込めるための油性成分、間違えると毛穴の汚れを奥に溜め込む原因になるため、伸びが悪いクリーム系やべたつきが多いタイプは避けてください。
毛穴ケア専用の基礎化粧品が色々販売されていますが、使う時は刺激成分が入っていないこと、肌を弱くする添加物が使用されていないことを確認して選びましょう。また毛穴を目立たなくするには、肌の弾力を回復するために、マッサージやパックなどもプラスしてください。
しっかり一日の汚れを落とし、保湿で肌を整えぐっすり寝ることが毛穴ケアの基礎になります。
レチノールは毛穴ケアに効果を発揮する成分!
毛穴を引き締める成分としてレチノールが効果的なので、スキンケア方法にぜひプラスしましょう。レチノールはビタミンAのこと、高いアンチエイジングの働きがある反面、副作用についても正しく理解して使わないといけません。
レチノールの働きについて
人間の肌はターンオーバーというサイクルで角質層の細胞が表皮の上に押し上げられています。この働きがあるおかげでシミや毛穴の汚れなど、メラニン色素を含む細胞なども排出してくれます。レチノールにはターンオーバーを促進する働きがあり、さらにエラスチンやコラーゲンの生成をサポートする役目もあるのです。その結果肌のハリ回復やツヤ肌を取り戻すメリットにつながります。
使い方
レチノールを使うには毛穴専用の美容液などの化粧品やレチノール入りのクリームを使いポイントケアをしてください。レチノールは皮脂分泌量を安定させ毛穴の詰まりを予防、また大人ニキビの予防にも大変効果的。とくに毛穴の汚れが目立つ小鼻の黒ずみには予防効果も抜群です。
レチノール入りの化粧品は色々販売されていますので、パッチテストをして肌と相性の良いものを選んでください。
副作用について
レチノールには注意したい副作用がいくつかあります。レチノイド反応と呼ばれる症状には皮膚の乾燥、赤み、ひりひりなどがあります。レチノイドに肌が過剰に反応した際に起こる症状なので、このような場合は化粧品の使用をストップしてください。使い続けると肌の働きが不安定になり老化が進む場合もあるでしょう。
クレイ成分を活用して毛穴のスキンケアを続けよう
クレイ成分は毛穴の奥の汚れを吸い取る作用があるため、洗顔料やパックなどでもお馴染みです。ホワイトカロリンやモンモリロナイトなどが美容効果が高いクレイで、皮膚の毒素や細菌を分解しデトックスする働き、毛穴の汚れを取る作用などがあります。
クレイはミネラル成分が豊富なので保湿効果も高く美白ケアにもオススメ。クレイは洗い流すパックや洗顔料などに含まれていますので、保湿をする前に汚れ取りとして使ってみましょう。クレイパックを続けると化粧ノリがアップして、肌の透明感も改善されます。
まとめ
- 毛穴汚れは肌のたるみ、間違った、過剰な皮脂分泌が主な原因
- スクラブのやり過ぎ、間違った石鹸の使い方も毛穴汚れの原因に
- 洗顔と保湿が毛穴ケアのポイント。マッサージやパックをプラスするのも◎
- レチノール入り化粧品は毛穴ケアに効果を発揮する優秀アイテム
- クレイ成分で毛穴汚れをすっきり落として肌の透明感をアップ!
毛穴の汚れは洗顔だけでスッキリ落とせる間はいいのですが、肌の老化とともに毛穴の汚れが蓄積され簡単にはいきません。でも毛穴トラブルに特価した化粧品や普段の心がけで目立つ毛穴が徐々に目立たなくなりますので、まずはあきらめずコツコツとスキンケアからアプローチしたいですね。